冬華(トウカ)

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12/31/2023, 10:18:01 AM

昔にいたある人は、一年の終わりに、この挨拶を言うことを決めた。

この言葉は、「今年はいろいろあって、忙しかったですね。来年も、今年のようにいろいろあって、充実しますように。」と言う意味をこめた。

この言葉の「良い」と言うのは、「辛いことも、苦しいことも、楽しいことも全部」と言うのを表す。

それなのに、今の時代はこの言葉を軽く使うようになった。相手のことを真剣に思って、使ってきていたのに。今はただただその言葉通りの意味で使われる。

こんなふうに、昔のことも、今では全然変わっていることって、たくさんある。2023年もそうでした。もちろん、これからも変わる。

来年も、そんな年になるのかな。いろんなものが変わっていく、忙しくて、充実した一年に。

それではみなさま、今年もありがとうございました。良いお年を、お過ごしください。来年も、辛く、楽しい一年を。

12/30/2023, 10:20:16 AM

長いし、自分のことを書いてるだけなので、気になった方だけ読んでもらえれば。


この1年間、本当にいろいろあった。

嬉しいこと、たくさんあった。楽しいこと、たくさんあった。

でも、それらの記憶よりも、ありありと思い浮かぶ。

彼女に振られたのは、ショックだった。クリスマスまで引きずってきていた。

この世で一番大好きだった人。
この世で一番大切にしたかった人。
この世で一番可愛くて、美しかった人。
この世で一番幸せに、させたかった人。

その人は、自分の夢のために、地元を離れて、慣れない土地で、慣れない環境で頑張っている。

その過程で、僕と別れた。僕は、彼女の要望を全て、できる限り叶えようとしていた。

そばにいて、と言われたら、どれだけ遠くても行く。
助けて、と言われたら、どれだけ危険でも行く。

そして、別れて欲しい、と言われたら、どんな理由であろうとも、受け入れたかった。

また、彼女の夢を叶えるために、必要なことであるから。それを応援せずに、胸を張って「君が好き」だなんて、言えないから。

だから、君のことはもう諦める。だけど、君を応援することは、変わらない。君が何かを欲したら、僕に言って欲しい。叶えてあげたい。

もし君がこれを読んで、僕だと分かったら。君が気負う必要はない。僕がいくら落ち込んでいても、ほっといていいよ。勝手に落ち込んでるだけだから。

でも、優しい君は、気にしちゃうよね。それなら、一つだけ、お願い。

困ったら、辛かったら。周りに頼れる人がいなかったら。僕に話してみて。いくらでも、相談相手になるし、助けにもいけるから。

それを覚えててくれたら、僕はそれでいいから。それで幸せだから。

だから、君は君の夢を追って、諦めずに頑張って。もし、君を世界が否定しても、僕だけは君を肯定する。君を、応援してるから。

12/29/2023, 10:37:52 AM

こたつに入って、ぽかぽか、ぬくぬく。

口が渇いた。何か欲しい。

机に手を伸ばすと、みかんが五つ。

そのうち一つを手に取って、蜜柑色の皮を、丁寧に、丁寧に剥いていく。

口にすると、程よい甘さとバランスの取れた酸味。

そして、みかんの甘酸っぱい風味。

口が果汁で潤う。思わず口元が緩む。

隣に座ってた君が突然、

「幸せ?」

なーんて、柔らかい、お日様みたいな微笑みで聞くんだから。

「しあわせ〜…」

って、気の抜けた声でこたえる。

それを聞いて、君は私のところへ来て、後ろから包み込む。

あぁ、このひとときが、しあわせ。

12/28/2023, 10:28:02 AM

あなたは、冬休みが早く終わって欲しいのか、ながーく続いて欲しいのか、どっち?

冬休みは長くなきゃ!なんていう意見もあるだろうね。でも、早く終わらないかなぁ、なんて待ち望んでる人もいる。

こんなふうに、一つの問いでも、世界には必ずたくさんの意見が生まれる。それを否定しちゃ、ダメだよ。弾圧しちゃ、ダメだよ。

君の考え方も、多様化していって、いろんな考え方を受け入れられるようになって欲しい。なーんて、どっから目線なんだって、自分で思っている今日この頃です。

12/27/2023, 10:44:07 AM

君がくれた、毛糸で編まれた手ぶくろ。あとで調べてみたけど、どこにも売ってないし、タグもなかった。君は言ってくれなかったけど、君が編んでくれたんだね。ありがとう。

そんな手ぶくろも、もう長年使ってきて、私の手に合わなくなっちゃったよ。もう、はめられないや。

私の手にしっくりくる手ぶくろは、今はまだ見つかってない。君がくれた手ぶくろだけだ。

私が君の手ぶくろをもらうのは、いつになるんだろう。でも、すでにわかっているのは、私の命の鼓動がある間には、会えないということ。

「手が…冷たいよ…」

私の心に空いている穴を通り抜ける、冷たい風が、私の無防備な手と、私の体と心を、冷やして行った。

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