朝、なんだか外が騒がしいなと思って窓の外を見るとパトカー。
「クマがでています、クマが出ています、家から外に出ないでください」とアナウンスが、、
向こうの家にパトカーが入っていった。
春頃にも親子のクマの足跡が庭にあった、と言っていた家だ。そこには犬も飼われているけど、外犬ではない。
やっぱり干し柿作らなくてよかった。
わたしが出来た事は、【干し柿を作らなかった】、という事だけだったな……
同僚にLINEすると、『指示に従って家に居たほうがいい』、と返信があり、仕事を休んだ。
お昼頃から夕飯の下準備をしてた。玉ねぎを買いすぎたので、椎茸と炒めて無添加のめんつゆに、唐辛子と白ごまを入れて漬け込んだ。
あとは、里芋の煮物を作った。里芋、ニンジンレンコン、ゴボウ、コンニャクを下茹でして椎茸と、昆布と塩のみで味付け。
夕食作りは、3日間で食べ切れる惣菜を毎日1品作り置きする。あとは野菜スーブ。夫は外で働いているので、2日に一度は魚にする。生物は食べない。
今夜は3日前に作った高野豆腐の煮物と、昨日のひじきの煮物と、今日の里芋の煮物と、野菜スーブ。
昨日、同僚からラディッシュをいただいので、メニューを検索してみようと思う。
面白いものができそうな気がする。
台所に立つと、気持ちが落ち着いて来た。
夕飯の下準備が終わると、
暇なのでセリアで買ったジグソーパズルをしていた。進まないのがまたジグソーパズルの醍醐味だったりするけど、やっぱり不穏で落ち着かなくなった。
パトカーやら軽トラやらが来て、なにごとか始めてなにごとかが為されて、夕方前にはなにごとも無かったかのように静かになってた。
外に出ても大丈夫なのかな、そのアナウンスはないまま、夜に至る。。
朔の夜で、何も見えないゃ。。
自分自身が風になる、という感覚や体験は、そう多くの人が味わえるものではないと思う。
だいたいその前に、常識とか理性とか、そういう知的な感覚がブレーキをかけるもの。
ノンブレーキで駆け抜けた、確かに。
誰にも邪魔させない、の勢いで。
でもそれもほんの、数カ月の事だったと思う。
あのまま誰にも体当たりせずに、走り抜けることができただろうか。
ぃゃ、違う。
だれかに捕まりたかったんだと思う。
捕まりたいというか、
ちょうど同じスピードで走ると、止まってるように見える、みたいに、
同じだ!見える! と、いう錯覚みたいなものが楽しくて嬉しくて心地よかった。
でもそんなのは、長続きするはずもない。
まぁ、たまには思い出すのもよいでしょう。たまのイタイ苦笑い話しです。
月隠りの晩なので。
テーマに、してやられちゃいました。
去年の今頃は、ご近所さんから柿をいただいて干し柿を作っていた。
「渋柿だから干し柿にしてね」と、言われて、ネットで干し柿の作り方を調べ、材料を揃えてすぐに作ってみた。20個ほどできて、夫も喜んでくれた。
よそのお宅でハンガーを上手く利用しているのを見て真似してみた。バランス良く柿を吊るし、風通しの良い半日陰で、渋柿が甘くなるのを今か今かと毎日見守ってた。
渋柿を剥いている最中、ふと美味しそうに見えて、『ほんとに渋いんだろうか…』と思いかじってみると、しっぶ〜〜い!
どんなにうがいしても舌に渋味が残って、
ツラかった。( ・᷄ㅂ・᷅ )………ニ度とかじらないょ。
【渋柿は、どんなに美味しそうに見えても、かじってはいけません。】
今年は自分で干し柿用の柿を買って、50個は作りたかったけど、クマが出没しているのでやめた。渋柿だってクマは食べに来てる。
去年の11/19、うっすら雪だった。
今日はみぞれ混じりの雪、去年より一日早い初雪? 初雪でいいか。
雪が降り積もったのが、去年は12/7だった。
1月末には各家の庭や玄関先に、バケツに雪を詰めて小さいかまくらを作る。その中をくり抜いてろうそくを置き、灯すというお祭りがある。
ランタンであったまることはできないけれど、、【記憶のランタン】、良い表現だと思う。
『#クマがイオンに入ったとさ』
普段は静かな事務所が、今朝は熱かった。
どうなってるんだろう。。クマさんネットでもあるんだろうか………『#クマんぽ』『#一晩で柿100個食いました』
クマに自山の柿をほぼ食べつくされた同僚が、「もう山奥へ帰って欲しい」と。
確かに、、うちの集落周辺もウロウロしてるようだから今年は吊し柿は作れない。夜中から明け方にかけて、防犯カメラが作動してるかもしれないから必ずスマホで確認してる。今のところはクマは映ってない。
息子たちがこの間帰って来た時に、夜中の2時過ぎだったけど、防犯カメラに庭の様子が映っていて、割り箸の様な長い光る棒が、蝶のように庭のあちこちを漂っていた。よーく見ても棒みたいなんだけど………棒?……ではないみたい。
庭に何も仕掛けはしていないから、謎。
朝、息子たちに確認すると、数秒防犯カメラが光ったけど、そのあとは真っ暗で何も見えなかった、と。
あ、妖精さんの光る棒かな。
いつだったかの昼間、帽子を目深に被った老婦人がうちのインターホン押した。(インターホン画像では顔分からず)。
防犯カメラを確認したら、庭の方へ少し歩いて何かを見つけた様子。花か? 【花に、】ではない様子。
しばらく何かを見て、うちの庭から立ち去ったけど、見たこともない知らない老婦人。迷いなく坂道を上って行く後ろ姿が映ってた。それからうちには来てない。
老婦人、光る棒を見つけたのか拾ったのか。。
とりあえず自分ちの防犯カメラ映像に、未確認のものがチラホラ映っていて、今一番それが怖い。
今年は穏やかな秋は全く無く、
もう冬です。
『#クマさん冬眠しよう』
今日は、Gさんと仕事をした。Gさんは、いわゆる【俺流】をしてしまう人で、「こうして下さい」と、仕事中にお願いしてもお願いしたとおりにはやらない性格。
なので、朝礼後に仕事を始める前に、Gさんに、
「今日はこれから先にやってください、」というように段取りを話してから仕事を始めるようにしている。
途中でGさんが【俺流】になってしまっても、問題なければそのまま。少し問題だと思ったら、「Gさん、朝確認したとおり、こちらからお願いできますか?」と、軌道修正する。お願いしても、あーだこーだですぐには仕事に取り掛かってくれない……
【この人は、なぜいつもこうなのか、、】は、考えないようにしてる。腹が立ってくるし、胃に悪い。
みんな、そんなGさんと仕事をするのが面倒で、間違っていてもあまりそのことについて本人には言わないらしい。
だけどそうすると自分の仕事は増える。
Gさんはどうして、規定を無視して【俺流】を貫くんだろう。【俺流】の方が、自分にとってやりやすいのかもしれないけど、他の人が迷惑している事には無頓着すぎる………、
同僚に今日の事を言えば、自分が言った言葉でますます腹が立ってくるだろうし、胃に悪い。聞かされた同僚も、「そうそう!」で、悪口がヒートアップしてしまう。
だから、ため息はお持ち帰りとした。
太陽があるからこそ、目覚める事が出来る。月は見忘れても、眠る事が出来るもの。有明の月だよ、、早く寝よ。。