月灯り

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9/20/2025, 1:17:37 PM

「既読がつかないメッセージ」

ねぇ
なんで見てくれないの?
なんで?

ねぇ、なんで無視するの?
なんでなんで?

なんで見てくれないの?
こんなにも貴方のことを愛しているのに

なんで無視するの
なんで見てくれないの
こんなに話そうとしているのに

ねぇ

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

なんで?

9/20/2025, 7:21:15 AM

「秋色」

秋の葉で地面が染まる
カサリと踏み分け進んでいく

あてもなくフラフラと散歩をしていたら
いつの間にか知らない所へ着いていた

枯れ葉の中にひまわりが咲く小高い丘で
君が立っている

秋の肌寒さも知らないかのように
ワンピースが風に揺れて
楽しそうにしている


そろそろ冬だなと
感じていた僕の前に現れた君は
ずっと夏に生きていた

9/19/2025, 9:04:25 AM

「もしも世界が終わるなら」

もし、今この瞬間に
空から星が降ったら

もし、今この瞬間に
突然の発作が起こったら

もし、今この瞬間に
通り魔に遭ったら

きっと〇ぬ
きっと。

それならば、したい事をして終わりたい

君と一緒にいたい
君に愛して欲しい
君のことを考えて〇にたい
君が最後に見たものになりたい。

だから誰かに〇される前に
僕が君を終わらせるよ

君を想うたびに、
理性は壊れて花になる

君の名前を呟くたびに、
胸の時計は狂い出す

泣いても止めないよ

これが僕の愛し方なの。


君を独り占めにするために
僕はすべてを捨てる

9/16/2025, 10:59:44 PM

「答えは、まだ」

あの日の告白は
あの日君に伝えた
あの告白は

雨が降ってた
外は雨で
室内に2人だけの空間を
作ってくれていた

「髪の毛が跳ねるから雨は嫌いなんだよね」
冗談めかしで笑う君は
直視できないほど輝いていて

あぁ、違う世界に生きているんだ
と思った

こんな気持ちをずっと抱えていても
叶うはずのない恋ならば
玉砕でもいいから伝えよう

そう思って言った
「好きだよ」って

君は一瞬驚いてから
「え、何どしたの〜?私も好きだよ〜」
と、友達に伝える好きを言った

恋愛対象として見られていないんだな
そう思って「あはは、冗談!私も好きだよ」
って笑みを浮かべた

君は男の子が好きなんだろうな
当たり前っちゃ当たり前
でもこのご時世だから
受け入れてくれると思ったんだ

でもやっぱり
君の目線の先にいるのは
あの男の子なんだね

あの日君に伝えた告白の好きの返事は
まだ届いていなかった

9/16/2025, 9:00:10 AM

「センチメンタル・ジャーニー」

センチメンタルでもいいじゃない
センチメンタルに旅をしたって

誰にも迷惑にならないし
そういう旅が好きな人だっているだろう

センチメンタルでもいいんじゃない?
自分の好きに生きて何が悪いのか
私には分からない

人様に迷惑をかけて生きていくのが
人間というものでしょう?

その分他の人の迷惑を
笑って許してあげれば良いの

センチメンタルでもいいじゃない
そんな人だっているでしょう

その人たちの気持ちがわかるなら
それに越したことはないじゃない

センチメンタル・ジャーニー
センチメンタルな旅
感傷的な旅

感傷的な気持ちで見る海は
中々に良いものよ

夕暮れも
夜景も
センチメンタルというスパイスによって
より一層輝くでしょう

センチメンタル・ジャーニー

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