NoName

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8/6/2023, 12:00:06 PM

太陽の光を全身に浴びて笑う君は
キラキラ輝いていた。

僕はそんな君を教室の隅から見ていた。

ふと視線を感じて顔を上げると、
君がこっちを見て微笑んでいた。

太陽の光を浴びて笑う君も好きだけど、
僕はキラキラ笑う君自身が太陽だと思った。


その笑顔を僕が守りたいと、想いが芽を出した。

8/5/2023, 11:34:12 AM

ずっと好きな人がいた。
好きな人の好きな人になりたいと思っていた。

貴方の視界に入りたくて、
貴方の笑顔が欲しくて、
貴方の好みになりたくて、
貴方の好きな人になりたくて。

ずっと好きな人がいる。
想いは届く。
好きな人の好きな人になった私がいる。

鐘の音が鳴る。
目の前の扉が開く。
顔を上げた先には、ほら。
真っ白なタキシードに身を包んだ貴方が私を待っている。

8/5/2023, 3:55:34 AM

つまらないことでも、
苦手なことでも、
嫌いなことでも。

貴方とだったらなんでもできる。

大変なことでも、
難しいことでも、
不可能なことでも。

貴方がいればなんでもできる。

8/3/2023, 1:45:24 PM

久しぶりに、夢に貴方が出てきた。
私たちは昔のように身体を寄せ合って空を眺めていた。

起きたら現実に戻ってしまう。
起きたら隣に貴方はいない。

目が覚めるまでに、この記憶を頭に焼き付けよう。
目が覚めるまでに、この景色を目に焼き付けよう。
目が覚めるまでに、この感触を体に焼き付けよう。

8/2/2023, 11:27:15 AM

目覚めて目に入るのは真っ白な天井。
何もかも吸い込んでしまいそうな、
汚れなんて一切ないような、
ただ、ただ、真っ白な天井。

僕はそんな天井と睨めっこして毎日過ごしている。
視覚はほぼ機能していない。

僕は視覚を失った代わりに聴覚が発達したらしい。

声で君の表情が分かる。
仕草で君の感情が分かる。

空気の振動。ただそれだけ。
だけど僕にとってはそれが全てだ。


誰がここにくるかだって、足音でわかる。
ほら、君がそのドアを開けるまで、
3.2.1

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