やっと出逢えた。
やっと目を合わせれたんだ。
『君が目の前にいる。』
君を失ってから涙を流した日は数え切れないほど。
挫けて 病んで キってしまって
『僕は'立ち向かう事'を君を理由に捨ててしまった。』
君が居ないだけで僕が僕じゃなくなっていて
こんなにも君に堕ちてしまっていること、
『何も後悔していない。』
僕がした事は間違っていない、
君に逢う為にこの道を選んだんだから。
でも不思議に思う。僕に向ける彼女の表情は喜びじゃなくて、驚き そして怯え…何故か涙を流していた。
きっと明日も頭を抱え
きっと明日も自分に悩む
きっと明日も、きっと明日も…
その言葉が私の頭でループする。
人間は36500日生きなきゃいけない。
君との別れはいつも怖くて、
時が経つにつれ日が経つにつれ、
不安な気持ちと悲しみは大きくなっていく。
初めて出来た友達、そして''初恋の人''。
『好きだよ。』
負の感情が自分の伝えたい思いを毎日邪魔する。
君といる時は笑顔でいなきゃ行けないのに、
いつ君から声、目線、表情、記憶、そして身体に触れられなくなってしまうのだろうか
そんなことばかり考えてて。僕は君を失うのが怖い。
『君が今日も呼吸をしてますように。』
そう願って病室のドアを開けた。
…察した。
君の両親、看護師さんや友達が、君を囲って泣いたり声を上げたり。
気分が悪くなって僕はその場から逃げ出した。
『…すきだったよ。』
拭いても拭いても永遠に出てくる雫。
僕は自分の気持ちを伝えられないまま、君との別れに終止符が打たれた。ーーーー。
【注意_重すぎる哀 狂い】
下校時間になり、急に天気が悪くなった。
そしてすぐに雨が降った。そんなに強くはないけどね
傘を持ってきて良かったと思いながら教室を出ようとすると、私の視界に入ったのは窓から外を見ている
_''私ダケノカレシ''。
はぁ、、と一息。
_その吐息を飲み込みたい。
きっと彼は傘を持ってないのだろう。
私は彼に声を掛けると一瞬にして笑みを向けてくれた。
_私だけにしか見せないで欲しいと思いながらも。
「一緒に帰ろう」と言いながら傘を見せつけると、察したかのようにさっき以上に笑みを見せた。
_その笑みを見るだけでワタシはトロケてしまいそう
嗚呼、君と並べる肩はどれほど幸せなのだろう
一生二人だけでイタイ…
嗚呼、君の声はいつ聞けるのかな。
まぁ、これからはずーっと!二人だけナンダモン♡
『次のニュースです。○○県○○市に住む ×× ××さんの捜査が始まってから、今日で一ヶ月が経ちました。』
君は人気者だね。でもね、
…この人もうワタシダケのモノ♡
瞑った目を開けると
君の声がした。すぐ振り向くと、
目の前には亡くなったはずの君が…
( え、××…? )
何故だろう、思ってもいない
言葉がどんどん口に出てゆく。
そして、昔みたいに君と何気ない会話をしている。
手も体も操られているかのような、
自然に動いていた。それはまるで
__夢のように
数分経って頭がぼーっとした頃、
君の存在も薄くなってゆき
気が付けば僕は ベットに横たわっていて
涙を流していた。
今でも思い出せる。
__君が最後まで笑顔で 僕の傍に居てくれたのを