君との別れはいつも怖くて、
時が経つにつれ日が経つにつれ、
不安な気持ちと悲しみは大きくなっていく。
初めて出来た友達、そして''初恋の人''。
『好きだよ。』
負の感情が自分の伝えたい思いを毎日邪魔する。
君といる時は笑顔でいなきゃ行けないのに、
いつ君から声、目線、表情、記憶、そして身体に触れられなくなってしまうのだろうか
そんなことばかり考えてて。僕は君を失うのが怖い。
『君が今日も呼吸をしてますように。』
そう願って病室のドアを開けた。
…察した。
君の両親、看護師さんや友達が、君を囲って泣いたり声を上げたり。
気分が悪くなって僕はその場から逃げ出した。
『…すきだったよ。』
拭いても拭いても永遠に出てくる雫。
僕は自分の気持ちを伝えられないまま、君との別れに終止符が打たれた。ーーーー。
9/28/2022, 4:18:10 PM