夢見てる

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12/19/2021, 3:44:19 PM

寂しさ

あなたの1番ではないと痛感した時、あなたの目線の先はいつもあの中尉さんだった時

「俺はもう歳だから」なんてあなたの優しさで壁を作られた時

あなたとの言語の壁が酷く邪魔に感じた時

「またな」といつもの笑顔で戦地に向かい、帰ってきたあなたの遺骨を朝眺める時

私は静かに寂しさを感じます。
usm、kdkr、vsr、nmそれぞれの夢主

12/14/2021, 2:40:05 PM

イルミネーション

マフラーに顔を填め、白い息を吐く。隣で同じように息を吐いている彼の赤くなった鼻を見て目を細めて笑うとそれに気づいた彼がバツの悪そうな顔ではにかむ。
手がかじかむほど寒い冬の夜に2人で手を繋いで見たイルミネーションは今まで見た事ないくらい煌めいていた。
多数の光に目を奪われていると彼が口を開く、「帰りに肉まん食べようぜ」この綺麗な場にそぐわないような彼らしい発言に愛おしさで思わず口元が緩む。彼の提案に賛成すると彼の手が強く私の手を握った感触がした。

nm

12/1/2021, 9:12:26 AM

泣かないで

彼の不器用な力加減に包まれ抱きしめられる。彼の心地よい心臓のリズムに目を閉じると彼の優しい声が疲れた頭に響く「泣かないでほら、」そう言いながら彼の匂いがする柔らかいタオルを目に押し当てられる。
そんな彼の優しさにズブズブと溺れてしまう感覚を覚えながら抵抗せずに彼に甘える私はなんて醜いんだろう。

s

11/29/2021, 3:54:55 PM

今日の心模様

決して良いとは言えないような天気、そんな天気を誰にも見られぬよう部屋に閉じこもる私の頭を撫で晴れにしていくあの人がたまらなく好き

11/28/2021, 1:50:08 PM



終わらせないで

「俺にはもう恋人なんか、ねぇ」ヘラヘラと笑いながらビールを煽るkdkrさんの声で体が震える。これは遠回しの彼なりの警告だ、彼に好意を寄せる私に対しての
グラスをテーブルに置きトイレに行くと友人に伝えkdkrさんを見ずに席を後にする、ふらふらと蹌踉めきながらトイレに向かう、薄暗いトイレで酷く歪んでる自分の顔を見て、卑屈な気持ちを抱きながら居酒屋の雑踏と共に嗚咽を出し涙をこぼす。薄暗い廊下で壁に寄りかかり呟く「メイクがとれちゃうな、」こんな時でさえkdkrさんの目を気にしてしまう自分が嫌になる、もう振られたも同然なのに。もうこのまま帰ってしまおうか、携帯を開き友人とのトーク画面に文字を打ち込むと後ろから1番聞きたくない人の声が聞こえた。
「具合悪くなったのか?」振り返ると、上目で心配そうに聞いてくる彼がいた。そんな彼に怒りが湧いてくる、あんなにも遠回しに振ってきたくせにどうして優しくしてくるのか。「何ともないです」あぁ可愛げもなく言ってしまった後悔してももう遅い、もういっそここで全て吐いてしまおうか、そう決めた開いた口はもう止まらない「あなたの酷い優しさで私の気持ちを終わらせないで下さい」なんて我儘なんだろうか、自分で言っておいて辟易する。気まずい沈黙が流れ、自分の醜さにまた涙が流れてきた、すると彼の優しい「ごめん」という声とともに少し節だった手が伸びてきてわたしの涙を優しく掬う。「辞めてください、好きになっちゃいます」彼に何回も伝えた好きという言葉、「まだ俺のこと好きなのか?」ちらりと彼の顔を見る、真っ赤になった顔に困ったように下げられた眉毛、への字の口を更に曲げている。くすりと笑いながら「当たり前です」と言うと、「俺はもうおっさんだよ」涙を掬うのをやめ、私の頭をぎこちなく撫でる。「おっさんでもkdkrさんだから好きなんです」「物好きだね」「今に始まった事じゃないです。」会話を重ねる毎にさっきの卑屈な気持ちが薄れていく。こっち向いてと彼から声がかかり「今酷い顔してるから恥ずかしいです」と口篭りながら呟くと、暗いから見えねぇよと少し楽しそうに言う彼が私の頬に手を当てて顔をあげさせた、「こんなおっさんでもいいなら、さっきあんなこと言っちゃたけどよ、もし夢主がいいなら」頭がクラクラしながら彼の言葉を聞いておもわず彼を抱きしめる「こんな、なんて私には関係ないです。」私の背中を彼の手がまたぎこちなく撫でるのを感じながら私は涙を流していた

kdkr

補足▶️俺にはもう恋人なんか、ねぇ。kdkrは夢主が自分のことを好きだと知ってる、その上での言葉。自分はもうおじさんなんだからもっといい人が夢主にはいるよ、と伝えたかった。夢主にはkdkrしかいないなんて知らないで

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