「綺麗な人」と言うと
表面的な感じがして
本当のところは
どうなんだろうって
性格とかも気にしてしまう
それに比べて 「美しい人」は
性格の良さ 身のこなしなど
表面的ではなく その人の
中身を評価した言葉だと思う
もしかしたら
綺麗な人とは なかなか
言われないかも知れないが
努力次第では「美しい人」に
なれる可能性は0ではない
「美しい人」になるために
規律正しい生活をしよう!と
最近ご無沙汰のジョギング用のシューズを
履いた。
#美しい
どんな人にも
どうして この世界は
平等に太陽の光や
きれいな空気を与えてくれるんだろう
どうして この世界は
あらゆるる生物を乗せて
黙って回っているのだろう
どうして この世界は
静かに身体を休めるために
夜をもたらしてくれるんだろう
どうして この世界は
どんな辛い時にでも
希望に満ちた朝を与えて
くれるんだろう
どうして この世界は
あの人と巡り合わせて
くれたんだろう
この世界に何かお返しをして
あげたいと思っている
今からも この世界から
たすけてもらいながら
生活するために。
#どうして この世界は
会社での研修のため
学生の頃に住んでいた街に
久しぶりに訪れた
研修を終え、宿泊先に行くため
車を走らせた
道の先に寮のある坂道に
さしかかり 「あっ ここは」
と急に 車を道の端に停めた瞬間
「君と歩いた道」の思い出が
蘇ってきた
学生の頃に、付き合っていた
彼女は 医療系の短大に通っており
寮に入っていたため 門限があり
休みの日は、私のアパートから
彼女の寮まで、二人で急ぎ足で歩く
のが日課となっていて 歩きながら
話す たわいのない会話を楽しんで
いた
お互いが、就職先を決めて 卒業式を
終え地元に帰る前の日も いつも
通り彼女を寮まで送りながら
相変わらず たわいのない話しをして
いたが、寮に近づくとお互いの言葉
数が減りそのまま寮に着いた
寮よりアパートに戻りながら
スマホで 今後も連絡とり合えば
良いかと伝えたい言葉は まだ
先で良いやって思っていた
でも、お互いの就職先が離れていた
こともあり二人の距離は徐々に
離れていき 彼女からの連絡は
途絶えた
「君と歩いた道」の傍らで
もう一度 彼女とこの坂道を歩き
伝えられなかった言葉を伝えられたら
彼女との関係は どうなったのだろう
と思いながら「君と歩いた道」を
後にした。
#君と歩いた道
とある会社の商品開発チームで
仕事している時の話なのだが
チームの中に
いつも 非現実的なことを
無表情な顔で 話す人がいた
話す内容は いつも 夢物語の
様な到底できそうもない提案だった
が まわりは 彼の意見を
「夢見る少女の様な」話しだけど
提案そのものは 聞いてて
ワクワクするので ある意味
楽しんで聞いていた
彼の性格はすごくピュアで
どんな事も信じてしまう様な
性格だったが、周りとは
距離をとっている感じだった
ある日、その彼が 長期休憩をする
ことになったと上司から 話があり
それ以来、商品開発チームの提案は
現実的な提案ばかりになっていた
その彼と、住んでる所が近かった
せいか 近くのコンビニでばったり
会い、言葉少なに長期休憩の理由を
話してくれた
その理由は 《付き合っていた人が
別の人とも付き合っていたことが
わかり 問い詰めた結果 さよなら
することになった》だった
多分 彼のピュアな性格にとって
すごく大きな痛手だったんだと思う
幸いに その後、彼は職場復帰したの
だか 「夢見る少女の様な」提案は
しなくなっていたが その変わり
笑顔は 少し増えて 周りとの
距離も縮まっていった気がする
#夢見る少女の様な
夏になると
部活動のキツイ練習と
元気にしてくれた言葉を
思い出す
夏の陽射しの中での
野球の練習は とにかく
きつかった
つかの間の休憩時間に
ベンチで、水分補給と暑さ対策を
入念に行い グラウンドに向かう
時に、マネージャーからもらう
冷えたタオルと「さあ 行こう!」
の掛け声に何度も助けられていた
ありがとう!って 冷えたタオルを
返すと きまって
「どういたしまして!」とニコッと
笑顔で こたえてくれた
今も 夏の暑い日でもジョギングする
ことがあるが
あの時の マネージャーが 冷えた
タオルと 「さっ行こう」
って言ってくれれば さぞや楽しい
ジョギングになるのになって 思っている
#さつ 行こう