いつかは“私だけ”と思えるような関係になりたい。
もっと欲を言えば、私だけの彼になってほしい。
もっともっと欲を言えば、彼と同じ墓場に埋めて欲しい。
唐突だけれど、今日、1.家庭内暴力(DV)
2.恋人との距離感
3.家族とのあり方の講義を受けた。
2と3に関しては、人との共同生活だったり、それぞれの健康意識だったりを学び、まあなんとか理解はできたかなという程度だった。ただ、1に関しては、なんだか腑に落ちなかった。内容は皆様ご存知の通り、「手を上げてはいけない」だとか、「愛情がいきすぎてもそうなってはいけない」ということを言われた。別に私もここまでは良い。自ら暴力を欲しがることは、わたしもないからだ。唯一私が納得できなかったことは、その講義を聞いている生徒が「DVなんてする人とは付き合わない」と言っていたこと。そもそも、DVをされるということは交際関係にあるということだろう。もちろん最初は素敵な人だと思って交際を始めるが、少しずつ愛情が変化して、暴力となるんじゃないのか?。だとしたら、最初から「この人はDVをしない」とは言い切れないじゃないか、だから騙されるんじゃないのか、と。まあ、誰しも最初からそんな人だと思って、それらを望んで恋をしないだろう。
ここまでダラダラ善人ぶって話をしてきたけれど、その、「誰しも」の中に私は入っていないんだ。ここで、もう一つ私の腑に落ちなかったことがある。あくまでも私から欲しているわけではないが、もしも愛してやまない彼から暴力を受けたら、私は、喜んで受け入れてしまうと思う。そして、愛故に暴力を振るのは“私だけ”であって欲しいと強く思う。私にそんな振る舞いを見せるのも、同じように“彼だけ”なのだからだ。そして、それらの行為をした事を隠蔽するために、同じ墓場に入り、二人静かに、永遠に愛し合いたいと思ってしまう。
“遠い日の記憶”
最近、いろいろなことをすぐ忘れてしまう。特に、想い人との会話。大切なはずなのに、好きすぎて忘れてしまう。あの時、何を話していたんだっけ、何を言ってもらえたんだっけ…。確かにその時は見つめあっていて、言葉を交わして、互いに笑顔だったのは覚えている。けれど…内容が思い出せない。話している時は、「大好き」という気持ちが溢れ、頭が真っ白になってしまう。
まあ、こんなのだから忘れてしまうのだろう。
けれど、これがあれば…♡
彼の声を好きな時に、そして何度でも聞くことができる。これはもう、魔法道具すぎる。トーマスエジソンが頑張って発明した蓄音器が段々と進化し、音声を録音できるようになり、今の私の幸せがここに眠っている。本当にありがとう…。
しかし、そんなトーマスエジソンにはもっと甘えさせてほしい。これは来世で構わないが、その日の服装や髪型、その時の気持ちを記憶できる道具を残してほしい。そのような世では是非、彼のその日の全てのコンディションを記憶した機器を堪能し、脳内で完全再現できるような休暇を作りたい。
“空を見上げて心に浮かんだこと”は…、
そういえば…人は死ぬと空に還るのだった。私が死んで空に還ると、この広い空から誰をも見下ろすことができるのだろうか?。そうするときっと、歩く彼も、どこかに寄り道する彼も、それ以外の全ての彼をも見守ることができるということか。つまり、死んだ後でも、彼を堪能することができる。
こんなの…最高の幸せすぎないか、?
ここまで彼がいる幸せを綴ってきたけれど、この世からそもそも彼が居なくなってしまったらどうだろう?ただ生きていたとしても”私を照らしてくれる”人が居ないのはきっと寂しいだろうし、死んだとしてもその後の世界で楽しいと思えることは見つけられそうにない。なぜなら、生きている中さえ”光”が見つけられないのに、死んだ後に光があるかどうかなんて探す気力は到底湧かないからだ。
結局、私が“空を見上げて心に浮かんだこと”は、彼がいつまでも私の中で光輝いていているということだろう。彼が居なければその一筋の光は指すことがなく、それらは他の誰かで補えるような物ではない。空よりも圧倒的に広い彼の心を想像しながら、今日も布団の上で、優しい眠りにつく。
終わりにしたい。全部。
君との中途半端な関係も、彼との進展することのない関係も。そして何より、この先に続く人生を。
最近、無駄な時間を過ごしているなと、よく思う。そう感じるたびに、母に申し訳ないと思う。こんなに愛してもらっているのに、産んでもらったというのに、消えさせてくれと願う私がここにいることに。
全部、投げ出したい。私は、ただ、母と、君と彼がいて、少しだけ時間を共にする。それだけで、最高の幸せなのに。なのに、無駄なものが私を邪魔する。それらが「お前はここにいていい存在じゃない。自傷が付いたお前なんて」と圧迫してくる。それらはひとつに限る物ではないし、情報を発信する物でも、自ら機能する物でもない。けれど、たしかに私を貶める。どうしたらもっと、生きたいと思えるのだろう。いくら涙を流しても登り続ける朝日に、どう嘆いたら良いのだろう。
そうか、私は嘆いていたのか。ならば…私はずっと、この先の人生を歩みたいと、輝く明日を迎えたいと、どこか心の底で願っていたのかもしれない。まずは…そうだな、涙を流すことから、“終わりにしよう”。そして、笑顔を増やすことを“始める”としよう。
「もう一度だけ、私と“手を取り合って”くれないか」
ぽろっと出た、独り言だった。前までのように、肩を寄せ合って同じ傘に入って、時には土砂降りの中で手を繋いで、朝日が私たちを照らす中で、歩幅を合わせて歩いてくれた君を、もう一度、隣で感じさせてはくれないだろうか。たしかに私だけの親友だったし、君の親友も私だけだった。ところで…。
ねえ、君はいつから、私以外の隣で笑うようになったの?その可愛い可愛い笑顔をいとも簡単に、私以外にも見せてしまうようになったの?いつからか君は、会話も、相槌をも上手くなってしまったのね。それは全部、私との対話で培った力じゃなかったの?私以外と会話している君は、随分と楽しそうね。そのほかほかした笑顔、全部私だけのものだったらよかったのに。
友人だと言い訳して好きだと嘆いていたけれど、もう、後戻りできないほどに君を愛している。もう少し、君の言い訳も聞いた方が良かったのかも知れないね。「こんなこと、やめよう?好きで話してたわけじゃないし、私にとってはずっと貴方だけだよ、」
嘆く君はそう言ったけれど…、ここまで私を寂しくさせた君が悪いのよ。友情か愛情かなんて、ここではどうだっていいこと。ここには2人だけ、永遠を誓える。なのになんでそんなに悲しそうな顔をするの?。あんなに愛しい君も、なんだか冷たくなってきちゃった。もうほかほかには戻れないけど、これからずっと私だけの君に戻るのが、私は嬉しくてしょうがないんだ。夜明けの風を浴びながら、ひんやりとした君の手を取ってみる。