愛情過多

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6/21/2024, 12:13:00 PM

嫌いな色も、好きな色も特にない。別に色なんてなんでもいいからだ。というより、色はすべてにおいて、美しいからだ。これじゃなきゃ嫌だとか、そういうこだわりもない。無頓着で地味だとも受け取れるが、きっとこれが一番楽な生き方なのだろう。人生も、あまりこだわりを持つと大変だと思う。「こうなりたい!」という期待が自分の中で膨らみ、かつては希望に満ちていたはずの考えがいつのまにか「こうならなければいけない。」と、自分を圧迫することに変容し、自らを苦しめてしまうのだろう。

人生は長距離であり、簡単な作業に見えて、どんな時であっても難題である。無駄に労力を使いたくもないので、どれだけ手を抜いて幸せになれるかと考えた時、すべてに対して無頓着になれば、辛いこともなくなるだろうと、閃いた。けれどどうだろう?そうなると、幸せなことも特に無さそうだ。これらを解決するには、時間をかけてちょうどいい塩梅を見つけ、持続のできる、小さな小さな幸せを積もらせていくことが大切かと思う。これらが人生に手を抜きつつ、ある程度幸せに終われる方法なのかなと、閃いた。

“好きな色”

6/20/2024, 12:21:35 PM

今日のお題は、私のためのお題みたいなものだね。
私からしたら、あなたがいるからこそ癒されて、元気が出て、毎日を生きてゆける。あなたでしか満たせない何かが、ここにはある。毎日に散らばる君との思い出が、私を励ましてくれる。

まだ知らない君のことを見つけるために、わたしは今日も生きてるのだ。私の仕草や口癖を真似するところも、後ろをついてくる所も、たまにみせる欠点すら愛おしい。明日はどんな君が見られるのか、そう思う度に君が愛おしくて、可愛くて仕方がない。

そんな君を一番近くで見られている私は、地球上で一番の幸せ者だと思う。今日も生きててくれてありがとう。明日だっていつだって、君だけを愛してみせるよ

“あなたがいたから”

6/19/2024, 10:42:15 AM

今まで君と、何度 相合傘をしただろうか。雨の日だけではなく、夏の日差しが暑い日にも日傘をさした。時には黒板に、君との相合傘を書いてみたりもした。ひとつの言葉でこんなにも君との思い出が振り返られるほどには、愛情が積もりに積もっているのだ。

私の日傘で相合傘をすると、君はなにも言わないまま受け入れる。きっと、邪魔だとも、感謝しようとも思っていない。「なぜか傘をさしてくれるから、そのまましてもらうことにしよう」としか思っていないのだろう。しかし、わたしはそれが、ものすごく居心地がいいのだ。なぜかって、この愛情に見返りも感謝も求めていないからだ。何もいらない、ただ、世話を焼かせてほしい。

こんなに愛してやまない君とあと、何度 相合傘をできるのだろう。この限られた君との生活の中で、何度 言葉を交わせられるのだろう。そんな不安と期待が葛藤する中、中庭に干した傘を眺めては、土砂降りの中で手を繋いだ思い出を振り返ってみる

《相合傘》

6/18/2024, 11:29:52 AM

落ちてしまった。初めての感覚だった。何かが張り裂けるような、落ち着かないような、しかし、ふわふわとした感覚。そんな話を今日はしよう

土砂降りの雨の中だった。君の隣を歩いていた。君は手のひらを私たちの間に出して「手が白い」と唐突に言ってみせた。嫌がるかな…振り払われるかな、とも思いつつ、その手に私の手を重ねてみる。すると、なんと驚いた。君は黙って、私の手を握ったのだった。

親しい友人であれば、普通のことかもしれない。けれど、いつもなら触れることさえ嫌がる君が、私の手を握ったのだ。そのとき、私の中の恋心は“落下”したのだ。今まで友情と愛情とで揺らいでいた気持ちが、土砂降りの中で確信したのだ。

この土砂降りの中、私は 恋に  ( →最初に戻る

“落下”

6/17/2024, 12:10:33 PM

運命論というのを、皆様は知っているだろうか?
私は今朝はじめて聞いたのだけれど、すごくその言葉に励まされた。どうか皆様の心にも受け止めて頂けるよう、私の言葉で紡ぐので、どうか最後まで耳を傾けて頂きたい。

「僕は運命論というのを信じていてね、物事の全ては、初めからもう既に決まっているのだ。」
私にそう教えてくれた先生は変わっている人で、いつも私に新しい知識と、心に刺激を与えてくれる。今日も何かおもしろい話を始めたぞとわくわくしながら耳を傾けてみる。
「だから僕はね、なにか失敗したとしても、それは元々決まっていた運命なのだから、ずっと後悔し続ける必要はないと思っているんだ」私は先日、テストの結果に満足いかず、ずっと後悔していた。理想になれない自分を、嫌っていた。

しかし、こう考えたらどうだろう?この失敗もずっと前から決まっていたのだと。そして、今からいくら後悔しても過去は変わることがないと。この失敗のおかげで、後の向上心が生まれるのだと。私は、先生に教えてもらえた運命論を通して、自己嫌悪の沼から抜け出せたのだ。先生はいつも私に刺激を与えてくれる。逃げ場のない箱から手を差し伸べてくれる。きっと、私が先生を好きになったのも、ずっと前から決まっていた運命だったのだろう。私たちの未来はきっともう決まっている。私が願うのはただ一つ、先生の隣で微笑んでいる私であってほしい

“未来”

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