彼とわたしと

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嫌いな色も、好きな色も特にない。別に色なんてなんでもいいからだ。というより、色はすべてにおいて、美しいからだ。これじゃなきゃ嫌だとか、そういうこだわりもない。無頓着で地味だとも受け取れるが、きっとこれが一番楽な生き方なのだろう。人生も、あまりこだわりを持つと大変だと思う。「こうなりたい!」という期待が自分の中で膨らみ、かつては希望に満ちていたはずの考えがいつのまにか「こうならなければいけない。」と、自分を圧迫することに変容し、自らを苦しめてしまうのだろう。

人生は長距離であり、簡単な作業に見えて、どんな時であっても難題である。無駄に労力を使いたくもないので、どれだけ手を抜いて幸せになれるかと考えた時、すべてに対して無頓着になれば、辛いこともなくなるだろうと、閃いた。けれどどうだろう?そうなると、幸せなことも特に無さそうだ。これらを解決するには、時間をかけてちょうどいい塩梅を見つけ、持続のできる、小さな小さな幸せを積もらせていくことが大切かと思う。これらが人生に手を抜きつつ、ある程度幸せに終われる方法なのかなと、閃いた。

“好きな色”

6/21/2024, 12:13:00 PM