運命論というのを、皆様は知っているだろうか?
私は今朝はじめて聞いたのだけれど、すごくその言葉に励まされた。どうか皆様の心にも受け止めて頂けるよう、私の言葉で紡ぐので、どうか最後まで耳を傾けて頂きたい。
「僕は運命論というのを信じていてね、物事の全ては、初めからもう既に決まっているのだ。」
私にそう教えてくれた先生は変わっている人で、いつも私に新しい知識と、心に刺激を与えてくれる。今日も何かおもしろい話を始めたぞとわくわくしながら耳を傾けてみる。
「だから僕はね、なにか失敗したとしても、それは元々決まっていた運命なのだから、ずっと後悔し続ける必要はないと思っているんだ」私は先日、テストの結果に満足いかず、ずっと後悔していた。理想になれない自分を、嫌っていた。
しかし、こう考えたらどうだろう?この失敗もずっと前から決まっていたのだと。そして、今からいくら後悔しても過去は変わることがないと。この失敗のおかげで、後の向上心が生まれるのだと。私は、先生に教えてもらえた運命論を通して、自己嫌悪の沼から抜け出せたのだ。先生はいつも私に刺激を与えてくれる。逃げ場のない箱から手を差し伸べてくれる。きっと、私が先生を好きになったのも、ずっと前から決まっていた運命だったのだろう。私たちの未来はきっともう決まっている。私が願うのはただ一つ、先生の隣で微笑んでいる私であってほしい
“未来”
6/17/2024, 12:10:33 PM