甘く囁く声で
「君の声好き」
そう言われて、恥ずかしげに伏せる
恥ずかしいけど、、
気付かれないように会話を続けてたのに
可愛い寝息がリズムをうつ彼
そこから盛れる音が
私の鼓膜を刺激する
もっとおしゃべりしたかったのにな…
今夜はお仕事大変だったのかな?
早々に微睡んで応答なくなった彼は
夢の中
気持ちよさそうに
「もっと甘えて欲しい」
甘えたがりの彼が
いつも寝る前にそう告げる
甘えてるよ
その甘い夜の時間が
少しずつ思い出と刻まれる
愛があればなんでもできる?
アホらしい
愛があれば自分の命も投げ捨てられるのか?
捨て駒みたいに?
愛があるなら
まずは自分を大事にして欲しいし
愛があるなら
相手に思い遣りを持って欲しいし
愛があるなら
今を懸命に生きて欲しいし
あ
い
が
あ
る
な
ら
生きて
たくさん愛して欲しいの
何でもしなくていいの
その愛を「いきる」に燃やして欲しいの
お願いだから
私を忘れないでいて欲しいの……
愛があるならなんでもできる?
私は
あなたの為になんでもできるのよ
私が一番の愚かだったみたい
やおおとごねあも
さかとおがこさん
しあういつののし
いささきのああろ
よんんおそくかち
るののくらびりょ
歌息掌桃蒼黄朱う
忘れられない、いつまでも。
誠の想いがあったこと。
愛を語り合ったこと。
想いやったあの夜も。
これから先も、色々な出逢いがあったとしても。
"雫"
真っ先に思い浮かべた、薄い青
涙型のキラリと輝く液体
イメージは水のような
ほんのひと粒
温度はない
文章を書きすぎた影響なのか
言葉を綴るのに
形になる感覚がない
いい言葉を綴ろうとすればする程
冷たい沼に足を絡められて
どんどんと身体の芯まで凍るような…
そんな感覚に陥る
強さはない
こういう経験はよくあるから
スランプ
そのスランプすら、私は楽しみにしていたようだ
この時の言葉の綴方は
それはもうぎこちない
あれ?
昔どうやって文章を綴っていたっけ?
思い返しても
今浮かべることは、ただ書けないという事実
この時に、しんどいと思いながら書くか、書かないのかで変わってると思っている
書くのは辛い
浮かばない、ペンが進まない、
辞めたい
そんなネガティブで綴る言葉には、その時でしか味わえない想いがあって
がむしゃらがあって
温度があるからだ
少し休もうか
そうしたらまた楽しく、いつもらしい私の文章がかけるよ!
そんな風に、もう一人の私が声をかける
そうだね
と思いつつ綴るのだ
私は弱い自分が最近になってようやく好きになってきた
彼女は本当にネガティブだ
もう一人の私は、いつもそんな彼女をよしよししてそれで甘い言葉をかける
でも、弱い私は分かっている
喜んでいる
文章を書けないスランプを
楽しんでいる
書いて書いて書きすぎた結果
弱さを武器にできる事を知ったからだった
私の悲しみの雫は、もう形をなさない
誰かの心を、浸す言葉の純液のように浸透させるイメージをする
願いを届けるために
今日も今日とて
私らしく綴るのだ