#誇らしさ
私は人より何センチも高い身長が嫌いだったけれど、今はスタイルがちょっとよく見えるし、人に見つけてもらいやすいからけっこう好きだ。
背高いよね、とかでかくて邪魔って言われて傷ついちゃうこともあるけど、私は自分のクラス1(学年1かな?)高い身長がちょっと誇らしいんだよねー。
今、自分には誇らしいところより、気になるところの方が多いけど(ちょっと短気なところとか情緒不安定なところとか)人に誇れるようなことがもっとたくさん増えてくといいなと思う!!
ちなみに、今自分の中で1番誇らしいことはここんとこ毎日3時間くらい勉強できてることかな。まあ、課題があとちょっとで締め切りだからなんだけどねー笑。
でも今まで毎日勉強時間0時間だった自分的にはかなり誇らしい😆
#夜の海
わたしの家から海に行くまではだいたい車1時間かかる。だから、海なんてここ3年くらい1回も見ていない。でも、目を瞑るといつの記憶か分からないけれど、どこか懐かしいような海がはっきりと想像できる。しんとした自分の部屋の中で意識を海の方まで持っていく。床に座ってそっと目を瞑り、夜の海を想像してみる。
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辺りには誰もいない。月明かりに照らされて、波がきらきらと反射している。ザッザッ。幾度も打ち寄せる波が潮の匂いを運んでくる。
私は波打ち際の砂を、裸足になってゆっくりとなぞる。そっと両手でざらざらした砂を掬って、ぱらぱらと波に投げてみる。
少し疲れたから、砂浜に座って、灯台のぼんやりとした光に照らされた暗くて深い藍色の海を何にも考えずに眺める。
海に入ってみたいな、ふと私は急に思う。私はお尻についた砂をはらってゆっくりと腰を上げて冷たい砂の上を歩く。あっ。波に少し足が入った。波は思ったよりも軽くて優しい重さだった。足首に届くか届かないかくらいまで、何度も何度も打ち寄せてくる波がなんだか愛おしくて、私は少しずつ移動しながら波を楽しむ。気づけば、波は私の膝あたりまで来ていた。
ザッパーン。急に大きな波が私を襲った。波は頭のてっぺんまで私を覆いつくし、私を勢いよくさらった。
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また、辺りには静けさが訪れた。夜の海は月明かりに照らされていつまでもいつまでも綺麗だった。
#自転車に乗って
わたしは自転車に乗るのがすごく好き。
たぶん、自動車に乗るよりもずっと。
しーんと何も聞こえない夜のまちで、
はーっと吐く息づかいと
自転車を漕ぐ音しか聞こえない中、
天を見上げて星を見ながら暗くて辺りがよく見えない
視界を一生懸命目を凝らして昔のここ👉の丘は確か、
やまだったんだよなーとか思い出して、時折すれ違う
にこって笑ってる(怖っ)おじさんに少し震えたり、
野原から飛んできた虫が顔、ぎゃわわーーーーー誰か
つかまえてーっっっっ
て思いながら急停止したりね
、?ここはどこ?もしかして迷った、わたし?
ここから誰か助けてーーってなることもあったり、
こみ入った話をしてる女子高生たちとすれ違ったり、
かみの毛がヘルメットに絡まって、
ライトで照らして必死で取ったり、家の電気が一階も
二階もついてなくて、下から見上げながら
げっ、まさか、鍵しまってないよね??どーしよー
たすけてー!!ってなったり、
いろいろハプニングもあるけど楽しいよねって話。
#心の健康
ちょっとしたことですぐ傷つくけど、立ち直るのは早いと自負してる。
けど、今日はもうダメかもしれない。
メンタルぼろぼろだよ。
みたいな情緒不安定で死にかけの心の日が
365日中200日くらいあるのだ。
わりと「いつも笑ってるよね澪ちゃんって。」
と
言われがちだけどそう言われると、自分の行動がそうさせているというのに、
"何となく"
"暗い気分になるのはなんでだろう。"
いつも笑顔を貼り付けているけれど、本当は今すごく辛いんだよって分かってもらえるわけないのに、
気づいてもらえることを心のどこかで期待して、また虚しくなってしまう。
だから、たぶん思うんだけど、私は愛情に飢えているのだ、
" すごく。"
どれだけ友だちと笑っていても、裏切られるかも、私嫌われてるかもって心の中でひねたことばかり考えてしまう。 期待しすぎると傷つくから、
わざとクールに振る舞って、
澪ちゃんって冷たいね
と言われてしまう。
澪っていうのは偽名なんだけど、ネットの世界では
いつも
"澪"になりきって生きている。それは、自分の名前が嫌いだから。名前の記入欄に書く度に嫌な気分になる。
自分の名前というより、
もしかしたら自分が嫌いなのかもしれなくて、そんなことを考えてしまう自分が嫌だ。
心の健康はというと、そうはいっても今日はけっこう元気な方、かな。学校も部活もなかったから。
明日がどうかなんてわかんないけど。
#君の奏でる音楽
君の指はすごくきれいで、私はよく見惚れてしまっていた。シャーペンを持つ人差し指も、バレーボールを掴む親指も全部、しなやかでいいなと思っていた。
だから君はピアノとかやっているのかな、だったらいいなぁなんて思って、想像を膨らませていたんだ。
だから、君がピアノをもう何年も前にやめてしまったとつい最近聞いて、私はすごく残念でたまらなかった。君の奏でる音楽はどんなだろうってすごく気になってしまって。
気づけば、私はあなたの手や指だけじゃなくて、低くて心地よい声も、彫りの深い顔立ちも、さりげなく助けてくれる優しいところ、実は数学がクラス1できるところとか、英語が得意だったり足が速いことをちょっと隠しているところとか、照れると顔が真っ赤になるところとか、怒った時の顔とか、ブロッコリーが苦手なところとか君の全部が好きになっていたんだよね。(笑)そんなこと君には、っていうかまだ誰にも言えないんだけどね。
だから、今さらになって、もし機会があったら君のピアノの音を聞きたいなんてお願いしようかどうか悩んでるなんて恥ずかしくて君には聞けないよ。好きになる前は気軽に話せる男子ナンバーワンだったんだけどな。
#いったん終わり#