留美

Open App
1/5/2023, 3:19:48 PM

寒々とした風と共にありながら
清らかな冬晴れ

清々しい快さと
虚しさを何処か感じる冬晴れ

気分によって感じ方が
変わる冬晴れ

もう心がぽっかり空いたような
泣きたくなる虚しさしか
感じなくなってしまったけれど
綺麗な冬晴れを喜んでいた頃を思い出す

冬晴れは私の傷跡に木枯らしを
吹き込ませるのだから
苦しくなるのは当たり前



私は知っている
この握り潰された心を
元に戻して清らかな北風を
喜べるようにできるのは
貴女だけだと


だから私の傷は広がるばかり
心の穴は治りにくいのだもの
いつか真っ白な雪風のように
綺麗な心になれたらいいな



1/5/2023, 1:38:25 AM

幸せとは何か。

幸せを享受していながら不幸を嘆く
愚かな私に分かるわけがない。

自身を肯定し生きがいを見出すことか。
愛し愛される本当の愛情を見つける事か。
それともやはり
自分が幸福だと思うことか。

でも何故だろう
愛情ごっこのような辛い愛を向けて
人に依存し縛り付けて
それでもそれが正しいと
いつまでも笑っている貴女の方が
ずっとずっと幸せに見える

幸せって、なんだろう
分からない、分からないよ


まぁ、何も満たさない私には
関係ないのだけれど

12/30/2022, 3:20:52 PM

沢山苦しい事があった。
泣きたいこと。
死にたいこと。
思い出せばきりがない。

あぁ、貴女の愛を失ったのも
今年だったな。

あぁ人を信じられなくなったのも
今年だったな。


でも、確かに、少しかもしれないけれど
楽しいこと、幸せなことがあった。


砂漠の中に埋もれた砂金のように
見つけるのは、思い出すのは
大変かもしれない。

それでも、この1年、
得たものがあって、
学んだことがあって、
そして幸せなことがあった、
そう言えたらいいな。

あと少し
お正月までの時間
辛いことと向き合いながらも
楽しかった事を思い出していきたい。

12/23/2022, 12:13:39 PM



空っぽなプレゼントと
暖かいプレゼント

薄い言葉と共に贈られる物と
美しい言葉と共に贈られる物


最近は
冷ややかなプレゼントが増えた
悲しくなるプレゼントが増えた

それでも偶に大切な大切な想いが
のせられた輝く贈り物がある


最後に貴女から貰ったプレゼント
決して忘れられないプレゼント
もう二度と手に入らないそれを
私はずっと持ち続ける



時には雫を零してしまうこともあるけれど
必ず私に勇気と力をくれるから
必ず私に愛を思い出させてくれるから
誰からも貰えなくなって
忘れそうになる愛を吹き返してくれるから



私に言葉をかけてくれてありがとう

12/21/2022, 3:30:02 PM

大空に羽ばたいて


旅立ちの日に という歌に
このような歌詞があった
少し違うかもしれないけれど
こんな歌詞
卒業する時、未来を
夢見た歌詞だろうか

明るく真っ白な翼と
美しい青空を連想させる



それなら、翼がない人は
どうしたらいいんだろう
翼をもがれて飛び立てなくなった
鳥はどうしたらいいんだろう






捻くれてしまった私にとって
大空は憎たらしいもので
しかない

辛い時も落ち込んだ時も
お構い無しに照りつけてくる
大空






一年と少し
私がまだ希望に満ちていた時
そして、まだ翼を輝かせていた時
私は大空が大好きだった

大切な人と共に大空の下に
いるのが大好きだった








今や大空の光を
素直に受け取れなくなった
私だけれど
翼を治す事も出来ず
地上に佇むだけの
私だけれど


翼がない私を包んで欲しい
貴女の暖かい翼で包んで欲しい
そして私の翼がまた生えて来た時
美しい大空から
私が飛び立つのを見守って欲しい


そう夢見ることがある
永劫に叶わない夢だけれど
そう考えてしまうんだ

Next