寒々とした風と共にありながら
清らかな冬晴れ
清々しい快さと
虚しさを何処か感じる冬晴れ
気分によって感じ方が
変わる冬晴れ
もう心がぽっかり空いたような
泣きたくなる虚しさしか
感じなくなってしまったけれど
綺麗な冬晴れを喜んでいた頃を思い出す
冬晴れは私の傷跡に木枯らしを
吹き込ませるのだから
苦しくなるのは当たり前
私は知っている
この握り潰された心を
元に戻して清らかな北風を
喜べるようにできるのは
貴女だけだと
だから私の傷は広がるばかり
心の穴は治りにくいのだもの
いつか真っ白な雪風のように
綺麗な心になれたらいいな
1/5/2023, 3:19:48 PM