脳裏によぎるのは、貴女の笑顔。
純粋な様で強かで、でも誰よりも優しくあり続けた貴女の笑顔。
今はもういない、貴女の笑顔。
あの時伝えておけば良かった、と何度も後悔した。
ごめんなさい、そう何度も罪悪感で心が溢れた。
でもこれ以上後悔しても仕方がないから。
同じ轍を踏むまいと、私は貴女に言葉を投げかける。
ありがとう。大好きだよ。応援してる。
離れ離れになったとしても、貴女との思い出の場所で
私の脳裏には貴女が浮かび続けています。
どうか、お幸せに。
ーーー脳裏ーーー
あの時の文化祭
夕焼け空を背景に、大好きな先生と大好きな親友と3人で作業したあの時の文化祭
先生は講師になられて。親友は退学しちゃって。
でも、私の心の中に残り続ける虹色の思い出。
懐かしいな
「懐かしく思うこと」
生きる意味なんてある訳がない
こんな私の人生に
こんな愚かな私に
だから、生きる意味はきっと、
生きる意味を見つける事
いつか、意味を見出して、
生きてて良かったって言えるといいな
どこにも書けないこと
それは醜い自分のこと
嫉妬深くて
我儘で
冷酷で
それなのに愛を求める
そんな余りに歪んだ自分
そんな余りに愚かな自分
誰にも知られてはいけないから
自分でも見たくなんてないから
だから静かに蓋をしているけれど
偶に大波となって溢れてしまう
貴女にだけは知られたくない
だって、貴女といる時だけは
本当の私だから
だって、本当の私が笑える
唯一の人だから
ほぼ全ての優しさは
この世に溢れる優しさは
ただの偽善に過ぎない
自分の為に人を愛する人
思ってもない事を並べる人
気遣っているようで
何も理解していない人
そんな人ばかり
そんな優しさばかり
その偽物の「優しさ」に
何度裏切られただろうか
何度気づいただろうか
そしてどれだけ
人を信じられなくなっただろうか
傷ついて、その傷口に塩を塗られて、
痛みに壊れそうになったけれど
貴女の本当の優しさがそれを
癒してくれた
あぁ、優しさって本当にあるんだ
そう思えた
貴女からたくさん優しさを貰えた分
誰かに返したい、と
そう思えた
皆に裏切られて孤独だった時
決して思えなかったその想い
決して人に優しさをなんて思えなかった
本当に、本当に、ありがとう
心を何処まででも癒す
心を何処まででも包み込む
そんな無償の暖かい想い
きっとそれこそが本当の優しさ