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2/13/2024, 8:35:51 AM


「こんな日」



穏やかな2月の少し日が伸びた午後の空
深呼吸してふらっと出かける
目的のないありきたりな時のなかで
ありのまま見渡す景色

人の集まる交差点
影を描く高層ビル
歩道の端に咲いてる花
自転車で横切る学生

裏路地の隙間に忍んでみる
驚いて後ずさる野良猫
ビルの隙間から見える日の光
自然と脚が向かう先には
豆の香りのするカフェ

鈴の音のドアを開き窓際に座る
外を眺めて温かなコーヒーを一口飲んで
冷えた身体に小さな幸せを染み込ませ
なんでもないこんな日を愛おしく想う

空っぽだった始まりに
些細な色を加えながら作られた日
お店を出て仰いだ空は赤に染まり
雲に向かって飛び去る鳥の群れ

川沿いを歩く帰り道
ボールを蹴ってハシャグ子供たちの声
冷たい風を感じながら遠く見渡す
不意に鳴るスマホの音

メールに既読をつけて歩き出す
近くの公園によって暇をつぶして
誰も居ないベンチに座り星を見る
2月の夜の澄んだ空気は綺麗で
胸をしめつける

ありきたりな時のなかで
ありのまま触れたこんな日を
空っぽだった始まりに
些細な色を加えながら
なんでもないこんな日を愛おしく想う
こんな日がずっと続いたらいいと想う






2/10/2024, 9:42:25 AM


「旅立ちの朝」



音もなく登る朝陽を横目に佇む影は
その胸に色とりどりの想いを抱えて遠くを見据えた
空のアオが見守る道には風と遊ぶ草花が
ユラユラと踊りやわらかな息吹を匂わせて
いくつもの時を見続けてきたのだろう

ずっと遠い過去の雨に消えた足跡の上を今歩いてる
数々の声が世界に広がり空の彼方の星がささやく

野原に腰をおろして草笛を鳴らして
いつの頃か忘れていた懐かしい記憶を思い出した
仰いだ空には風に乗って遊ぶ鳥たちが
なによりも早く季節の息吹とたわむれて
いくつもの旅人を見てきたのだろう

誰もが未知の行く末に平和を願って歩いてきた道に
甘い香りを匂わせてキレイな花たちが咲いていた

頭をなでるように朝の光が宙を流れて
立ち上がった影はただ一つの色を求めて
再び歩き出した旅立ちの朝
ずっと遠い過去の雨に消えた足跡の上を今歩いてる
数々の声が世界に広がり空の彼方の星がささやく




2/8/2024, 11:21:15 AM


「キミ」



そっと笑ってキミはいつも
そうやってそばに居てくれる
何も知らないバカなボクは
その強さに甘えてばかりで
キミの弱さも知らずに
勝手してばかりで本当は
ボクの知らないところで
キミは泣いていたんだね
弱音を吐くのがクセになって
ボクの愚痴に付き合ってくれる
けどさ、キミにだって辛いときはあるよね
聞かせてよキミの言葉を
ボクの知らないキミを知りたいんだ
この先も大好きでいられるように

我慢させてごめんね
いつも怒らずにキミは
言葉を飲み込んで頷く
そんなキミの心意気に甘えてた
ボクの知ってるキミは
太陽に向かって一心に咲く
ヒマワリのようだよ
いつも信じてくれてありがとう
そんなキミだから好きになれた
本当に出会えたことに感謝してるよ
心から願う
生涯キミと一緒に居たいと
少しでもキミが本音をこぼせるように
ボクも強くなるよ
キミのようにはなれないだろうけど
この先も大好きでいられるように
キミの気持ちに寄り添っていくよ





2/7/2024, 9:33:08 AM


「時計の針」


はいども!ボクです♪

今回は素直にお題そのままいきます(笑)

時計の針って聞いて思ったんだけど
最近の時計って針時計より数字の時計のが多いよね
「0︰00」←こういうの♪

やっぱ時代の流れで物も変わっていくのかな
そもそも出かけるときに腕時計とかする人も減ってるし
大体の人が携帯で見ちゃうもんね
腕時計してる人ってボクのイメージでは
会社の上の人とかお金持ちの人がしてるような気がする(笑)

てか時計にかかわらずスマホがあれば
音楽ゲーム天気予報に本や映画にアニメドラマ
なんでもありの便利な時代
もちろんメインは電話やメールといった
人とのやり取りに使うでしょうけど
あと写真とかもそうか♪

これもうこのままいくと人間だらけるんじゃねとか
思っちゃうよね(笑)

時計の話に戻るけど、結局は針より
数字のほうがパッとみ、すぐに分かるから
数字時計が多くなってきてるのかなって思いますね♪
結局、人は便利が大好きなんですね(笑)

まぁボクは流行りに流されないやつですから
今だに日時計ですけどね♪(←何時代の人だよ)笑

もう火おこすのも木の枝拾ってきて高速で擦ってますから(笑)

冗談はさておき
針時計の良さはボクだけかもしれないですけど
あの、カチッカチッて音が出るとこかもしれないっすね♪
なんか時計って感じがしてボクは好きっすね♪

そんな感じで今回は終わります♪

またねン(^^)ノシ





2/5/2024, 9:24:02 AM



「ここにあるモノ」



春の風を抱きしめて踏み出した道のこの先で
僕等は少しずつ大人になっていく
誰もが不安を抱えながら初めての場所へ行く
ぶつかりながら転びながら
苦い想いをすることもあるだろうけれど

そんなときは思い出して
いつだって帰る場所があることを
ここにはあの頃と変わらずに
向かえてくれるあたたかなモノが
沢山あるから

泣きたいときは君が育ったこの小さな部屋で
少しだけ休んで子供に戻りなさい
大人になり過ぎずにわめいてもいい
恥ずかしいことじゃないのだから

自分の弱さに気づいてその弱さを認めながら
僕等は少しずつ大人になっていく
誰もが初めは怯えながら進んでいく
ぶつかりながら転びながら
乗り越えるたびにまた壁が邪魔するけど

ときにはふり返ってみて
歩いてきた道には確かにその一歩に
怯えていた自分がいたことを
今の君よりも少しだけ青い自分が居たことを

大丈夫
僕等はこの瞬間も成長して
新しい時の上を歩き続けてる
だけど忘れないで
いつだって僕等は一人じゃないことを
泣きたいときに涙を流せる場所があることを

ここにあるモノはあの頃と変わらない
君らしくいられる思い出が沢山あるから
向かえてくれるあたたかなモノが
沢山あるから






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