彷徨う小話

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8/29/2024, 6:05:29 PM

『言葉はいらない、ただ・・・』(ノンフィクション)

幼い私にとって、貴方は全てだった。
貴方に会う日は、決して多く無い
貴方に会った日は、ゲームをして楽しんだ。
私が怪我をした時は、貴方は笑って傍に居てくれた。
あなたは、私の兄だった。義理か、実かは…わからないが。

兄の年齢が、永遠に止まった時。

私は、それが現実だと認識出来なかった。
またあの日のように、傍に居てくれると思った。
傍から消えてしまった。

…また、兄に会えるなら。
言葉はいらない。ただ、傍に居てほしい

7/6/2024, 6:52:01 PM

『友だちの思い出』

貴方と遊び、笑い合った日々。
貴方とすれ違い、喧嘩した日々。
貴方と仲直りし、遊び合う日々。
私のただ一人の仲間である貴方と、一緒に居た日々。

全てが良い思い出だった。
…しかし。
あの日々は、二度と帰ってこないのだ。

いつ消えるかわからない思い出は、振り返ればそこにある。
ソレは、今日も楽しさと、虚しさを運ぶ

7/1/2024, 3:58:05 PM

『窓越しに見えるのは』

手が、頭が、目が。
窓越しに浮いているように見える。

ただの幻覚でしかないが。
想像力でできた産物でしかないが。

今やこの光景にも慣れてしまった。
飽きは、どんな物にもついて回る

6/26/2024, 12:40:29 PM

『君と最後に会った日』

僕は、君のことを親友だと思っていた。
隣を見れば、いつも居る存在だと。
しかし、日々のすれ違いで。君と喧嘩してしまった。
その日、僕達は愚かにも、離れた。
その日、時間が後悔を運ぶ夜を過ごした。

…そして、早朝。
君の両親から…君は、失踪したと告げられた。

6/22/2024, 8:56:03 AM

『好きな色』

地球には沢山の色がある。
人間が見える範囲に絞っても、沢山。無数に。

小学生の頃。
男がピンク好き!と言えば、「おかしい」と周りに言われていた現場。それを、見ていたのを思い出す。
色に限らず、自分の「好き」がさらけ出せる世界になると良いな。

…私が好きな色は…多過ぎて決められなかったので、偉そうなことを言ってみました。
偶には、こう言うのも良いでしょう。

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