彷徨う小話

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11/17/2024, 3:00:58 PM

『冬になったら』

冬になったら、あなたと遊びに行きたかった
冬になったら、あなたに会いたかった。
冬になったら、あなたと話したかった。

…冬になっても、あなたの姿は見えなかった。

11/16/2024, 6:03:19 PM

『はなればなれ』

いつも近くにいて、いつも話を聞いてくれた。
いつも隣にいて、いつも理解してくれた。
いつも近くに居たから、私は警戒を忘れていた

いつも近くにいた貴方は。
夏の暑さと共に、私から離れてった。

9/18/2024, 10:05:27 AM

『夜景』

私は、星を見た。
雲一つない、星々を。
小さな輝きを、放つ星を見上げた。
そんな私に、一陣の風が吹き抜ける。
どこかへ消えてしまったアナタも、この星を見ているのかもしれない。
それとも、あの星が、アナタなのかな

9/10/2024, 8:03:11 AM

『世界に一つだけ』

世界に一つだけの才能、世界に一つだけの宝物。
誰もが羨むようなソレらは、本当に良いものだろうか

世界に一つしかない分、周囲から重圧をかけられる才能。
世界に一つしかない分、争いを引き起こす宝物。

…この短所と言える部分を受け入れなければ、扱うのは難しいであろう

9/1/2024, 11:03:45 AM

『開けないLINE』

ありとあらゆる物に、気だるさを感じてしまう
趣味をしても、楽しさを感じず
ただ堕落し摩耗する時間。
LINEの通知が、増えていくだけの時間。

スマホを触ることすら苦痛だった。

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