『永遠に透明なものが存在しないから』
この世界は、透明と形容できるものが多数存在している。ビー玉、グラス、青春などがある。
世界には、透明なものが数多くあるのに、私は、透明なものを透明と信じることができない。
不純物が混じることなく、透けている、そんな存在は、なかなかいないと私はかんがえている。透明なものは、いつか汚れてしまうからである。青春だってその例に当てはまるとおもっている。最初は、透明でも、人間の裏の部分、劣等感、羨望を感じるようになっていけば、以前のような色は、消えてしまうだろう。ビー玉は、埃をかぶることで、以前のような明るさを失う。グラスは、さまざまな色を受け止めることで、だんだんとその色を失っていく。
永遠に透明なものなど実は存在しないのではないかと私は、思ってしまう。
世界が透明だったら、平和なまま、時は、流れていくのだろうと思いたい。
今は、まだ純粋無垢な子供たちも後々になって、透明を失うのだろうか。
永遠に透明なものが存在したら、世界に少しくらいは、希望を抱くことができるのかな?
『馴染む』
風に身を任せるように生きれたら、どれだけ楽なのだろうか。この世は簡単の連続でできていると勘違いできるぐらい簡単に思えるのだろうか。
人生は難しい。ハードすぎてもう生きていけないと感じられるぐらいに。
今日吹く風は、冷たい。なら、明日吹く風は暖かいのだろうか。日頃、吹いてくる風は、同じだろうか。◯月1日分用の風、◯月2日分用の風とストックがあるのだろうか。
世の中は、疑問で、できている。もし、自分にとって最善の生き方が見つかったら、この世界に馴染めるようになるのだろうか。
『君の目』
君の目は、青い海のような純粋さを持っていると私は思っている。それくらい綺麗で吸い込まれそうなのだ。君の目に映る景色は、どのように広がっているのだろうか。青い海の表現にちなんで、明るい・暗い色になっている世界を流れるように映していると願いたい。
私は、時々考える。私は、君の目にどのように映っているかを、、、
不純物と捉えられているなら、結構悲しいが、しょうがないと思う。私は、君と何一つ接点がないのだから。先ほどと矛盾していると思うが、君と私は、同じクラスの生徒である。ただ、それだけだ。君とは、一言も会話をしたことがない。
私がなぜ、君の目に興味を示している理由
君の目を見ると懐かしい気持ちになるのだ。昔、よく遊んでくれた知らない少年の目に似ているのだ。もしかすると君は....。
本当にそうだったらいいのだが、いやそうであってくれたら私の生活も少しは、角度を変えて楽しめるかもしれない。
『星空』
星空の下で生活をしたいと思っている
いつか新しい星座を自分で編み出してみたいと思っている
星空というのはロマンがあるものだとわたしは思う
『だれかに届きますように』
「とんでもない曲ができた...!」と僕は、直感した。それくらい光るものをこの曲に感じたのだ、、、。
しかし、僕は、同時に不安を感じてしまう。その不安とは、思ったような結果が出ないということだ。自分にとっては、傑作だと思っても、他人からすれば、この曲は、ただの何番煎じのポップスだと思われるかもしれない。だからこそ、僕は、あまり自分の直感を信じたくなかった。しかし、そんな自分でさえも驚くような曲ができたのだ。
曲作りを始めて、何年経っただろうか?音楽だけで生活したいという願いは、いまだ叶っていない、、、
音符を紡ぐ・希望を言葉に乗せる、それらを一つの形に合わせていく。この行為を何十回、何百回繰り返しただろうか?僕が傑作だと思った曲『My Heart』は、結局、ヒットしなかった...。しかし、僕の方に一つのメッセージが届いた。「あなたの作る曲に救われました。これからも音楽活動頑張ってください」と。その言葉を聞いたとき、目頭が熱くなった。
一人のために作る音楽でいいではないかと。たった一人でも聴いてくれる人がいればそれだけで音楽は、明日も生きることができるのではないかと。多くの人に聴かれなくてもいい、誰かがこの曲に救われたらそれだけで充分だと気づいた。それは、鬱陶しいと感じるほどの蝉時雨が少し静かになり、寂しさが込み上げる夏の終わりのことだった。