好きな人(誤字多くてすみません)

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1/20/2024, 12:51:26 PM

〚海の底〛
私の頭の中の話をしよう
私は思ったことを正直にすぐ言ってしまうという
人として最低な癖がある
すぐにでも直せそうなこの癖が
私から中々抜けていかなかった
それで過去に色んな人を傷つけてまわってしまった
それを見たり、聞いたりした友人達は
皆、口を添えてこう言ったのだ
「お前の頭の中が知りたいよ」とね

私はその台詞を何回も聞くので考えた
(一体自分の頭の中はどんなに無神経で荒れているんだ)と

簡単なイメージは"湖"とでも言ったほうが
想像しやすいだろうか
深い湖の底に思ったことや、
知っていることが魚のように泳いでいる

私はその言葉に触れることも手懐けることも出来ない
だが、意味ならわかる
言ってはいけないということも
でも気づけばその言葉達は水面から外へ、
つまり口の外に逃げてしまうのだ

私はその言葉をただ、一番底で見つめるしか出来ない
いっそのこと水槽に入って
全ての言葉を逃がした後に一人で泳いでいたい
私を釣り上げる、必要としてくれる人が現れてくれるかも
しれないから

1/19/2024, 2:48:46 PM

彼女の好きなものを聞いた
何か似たものが買えるかもしれないからだ
彼女の好きな曲を聞いた
好きな曲ならいつも聞くだろうから
彼女の好きな色を聞いた
好きな色で似合うものがあるかもと思った

彼女の好きな人を聞いた
いないと答えられた

私は彼女の全てを知りたい、理解したい、読みたい
彼女に似合う者に
君に似合う物になりたい

1/18/2024, 12:15:31 PM

「閉ざされた日記」  

昔、日記と言えるほどではなかったが
文字を書く本を買ったことがある
本当は愚痴や思ったことを正直に書いて整理する
という理由で買った本だった

だが近頃は書いていない
書くことがなくなったのか
単純に書いたところでどうにもならないとわかったのか
開けてもなければその本が本当に
何か自分にとって悪いことを書く本だったのかすら
私は曖昧にしか思い出せない

開けなくなった本
閉ざされた本

1/17/2024, 11:36:10 AM

私には好きな人がいる
その人は可愛らしくて、かっこよくて、
皆から好かれているという風ではないけれど
一部の人から信頼され、好かれている

そんなあの人に私は恋をした

昔からの知り合いで
あまり話もしない仲だった
私はそれも踏まえて色々と考えた
一部の人に相談したり、自分から声をかけたり

そうこうするうちに私は伝えることを決めた
付き合いたいとか、何か期待してるとかはない
ただの自己満足のために

伝えたあとにあの子は
「そう言われることないから嬉しい、ありがとう」
と言った

その時私は木枯らしのような、
肌寒く、孤独を感じる風に吹かれたようだった

1/16/2024, 1:25:04 PM

"美しい"
近頃そう思ったのは彼女を見かけた時だった
何気なしに友人と歩く彼女は、
特別何かができるわけでもない
言ってしまえば他の人より劣っている
そんな彼女に私は釘付けになった

私は彼女とは細かい違いがいくつもあった
それがわかっていくたびに
私は彼女から離れていっていると日々感じていた

友人以上になりたいわけでも、
常人と見られたいわけでもない私は
それが恋心と気づくまでかなり時間がかかった

彼女とは今でも友人のままだ
美しい彼女は、
私の多々ある汚い感情を、汚い私という人間を知らない
私の願いはただひとつ
美しいあなたへ、いつまでも美しいままでいてくれ

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