t「渡り鳥」

渡り鳥って橋渡しと音似てるよね。
いや特に関係はないんだけど。ただ韻踏んでるだけ。
渡り鳥、色んな意味で考えてみる。
人から人へと知識を繋いで生き抜く力をつける。情報がネット上ではあちこちに飛び回る。定着する情報もあれば消える情報もある。なんか渡り鳥っぽいくない？知識と情報。
時代に合わない知識や情報は消え去る。根強い鳥、情報生き残る。
人間に焦点置いたらどうだろう？渡り鳥って何か旅人みたい。待ってくれてる人はいるけど帰る場所はない、みたいは。家をもたずに放浪の旅に出る人。
渡り鳥案外ぽんぽん出てくるもんだ。

t「さらさら」

髪の毛さらさらキューティクル。
お砂さらさら水ばしゃ泥だらけ。
笹の葉さらさらそよ風なびく。
なんか物が手からぬるっと落ちたり、風に吹かれてものがゆるく揺れているイメージ。
他なんだろ？
皿！皿！とか？漢字にすると面白いかも。
さらさら！ってお皿探してる人とかそんな感じ。
さらってことのあだ名とか？さらさら今日チョー盛れてるﾜﾗ
一番好きなのは皿探す人かなぁ…。

t「これで最後」

これ、が何を指し示すものかによって内容が大きく変わるお題だな〜。
悲しいお別れ？決別？それともダイエット？はたまたギャンブルの決め台詞？いや勇者とかその系統でも使えそう。落ち着いたキャラがすっとこれで最後だ。って決めてくれそう。敵側でも面白そう。モブに向かって言ったり、優しい敵役がこれで最後を迎えられるって嬉しそうに消えていったり。
終わりの始まりもいいよね。泣くのはこれで最後、次は絶対守る！みたいな。
とっても素敵なお題で妄想ひろがって楽しい〜！
これで最後と言わず、じゃんじゃん行こう！

t「君の名前を呼んだ日」

初めて君の名前を呼んだ時はまだ言葉も分からなくて、ただただ自分を見ていた、気がした。
少し成長して君の名前を叫んだ時、君は笑顔で私のもとへ走ってきた。
体も顔つきも子どもになった君、名前を呼ぶより呼ばれる事が多かった、あれが楽しかったこれが悲しかった、今日はこんな事があった。君は随分おしゃべりになった。
怒るように引き止めるように君の名前を呼んで手を伸ばす。はたかれた手より君の冷たい対応のほうが痛かった。
反抗期が終わりまた君の名前を呼ぶ。君は立派なスーツに袖を通して振り返る。行ってきます。成長した姿に寂しさを覚えつつも立派になった君に涙が流れる。行ってらっしゃい。
最後に君の名前を呼んだ日。隣で涙を流してなんども呼んでくれる。ありがとう、貴方の親で幸せだったよ。何度も呼んでくれて、たくさん名前を呼ばせてくれてありがとう。

t「やさしい雨音」

あめあめふれふれかあさんの〜♪
どこかの子どもが雨上がりに歌っていた。
長靴をはいてカッパを被って、先ほどまで雨が降っていたから歌いたくなったのかもしれない。
道には小さな水たまりがたくさん出来ていて、無邪気な子どもはその水たまりに躊躇なく飛び込んでいく。
懐かしい自分にもそんな無邪気な時があったな、と思いながらもその後よく聞く母親の悲鳴も鮮明に思い出される。
子どもの無邪気な足どりは童心を呼び起こし、バシャバシャと懐かしくも微笑ましい、平和でやさしい雨音が地面を濡らしている。