みみかゆい

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12/9/2024, 2:12:33 PM

手を繋いで、2人で歩いていく。
こんな単純なことが、どうして分からなかったんだ。

本当に、馬鹿だよ

12/5/2024, 3:58:05 PM

眠れないほどに、心が不安定になった日の夜。

明日はもうそこまで迫っていて、
すぐにでも瞼は落ちてしまいそうだというのに、

心だけが明日を拒絶してしまっている。

12/2/2024, 11:34:18 AM

天使『お金を拾ったのですね。きっと持ち主はとても困っているはず、急いで交番に向かいましょう!』

悪魔『おいおい何言ってんだ。こんな大金滅多にお目にかかれないぜ?誰か来る前にとっと持って帰るぞ』

天使『何を言っているんですか!このお金は私たちの物ではありません』

悪魔『ふざけんな!俺たちが見つけたんだから、俺たちの物だろう』

天使『なんて下劣で低俗な考えなんですか』
悪魔『うるさい。聖人ぶった偽善者め』


頭の中で天使と悪魔が言い争いを始めてしまった。
本当なら天使の言う通りにして、早く交番に届けるべきなのだが、目のアタッシュケースの中身は1億円。

悔しいが、悪魔の囁きに身を任せてしまいそうになる。

光と闇の狭間、答えのないこの場所で葛藤し、新しい答えを導き出すのが、人という生き物だ。

私『まてよ、馬で倍にしてから返せばいいのでは?』

足元のアタッシュケースを握り締め、颯爽と競馬場に向かった私だったが、受付に怪しまれ、1時間後には警察署で取り調べを受けることになった。

10/31/2024, 10:47:19 AM

失って初めて気づく大切な人やモノの存在に、

もっと早く気づくことができれば、

きっとそこが理想郷だったんだと思う。

8/26/2024, 1:29:35 PM

『私の日記帳』

終焉の鐘が鳴る。
黒炎の剣は解き放たれ、この世界は浄土と化した。
遂にラグナロクの時が来たのだ。

黒雲の合間から、赤き月が笑う。

暫くして、天上の世界から次々と翼の使者たちが現れた。
彼らの使命は地上で生き残った人間たちを探すことだ。

捕えられた人々は、神々から永遠の命を与えられる代わりに、永遠の地獄を味わい続けることとなる。
もう、人類に未来はなかった。

いや、そんな結末、この私が許す筈がない。

大地を裂いた黒煙の剣を手にし、私は翼の使者達を次々と薙ぎ払った。
私が剣を振るう度、黒い鮮血が大地を濡らす。
やがて全ての使者を仕留めた私は、最後にその刃を天に振るった。

黒雲は裂かれ、とうとう赤月は姿を現した。

血で黒く染まった剣を月に向け、私は叫ぶ。

「私はお前たちを許さない。しかし、命だけは勘弁してやろう。だから、全てを元に戻せ」


という事が、前日にあったんです。
だから、赤点のことは勘弁してくれませんか、お母さん。

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