スピラ

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3/9/2024, 3:57:00 PM

二次創作です。


ぼーっとしていると声がかかる。
「名前。お久しぶりです。
また会えて嬉しいな。」
いつもの笑顔で緑色の髪の君は笑っていた。
私と同い年の少年。
ピアノがうまくて友達の話をよくしていた。
「本当に。すごいんですよ。」
友達の話をする彼はキラキラしていた。
「そうなんだ。自慢の友達なんだね。」
私がそう言うと彼は私に言う。
「名前には尊敬してる人とか
いないんですか?」
「尊敬してる人はたくさんいるよ。
でもそうだな。一人に絞れって言われると
私のお兄ちゃんかな……」
「お兄さんですか?」
「うん。結構年は離れてるんだけど。
私のことよく見てくれるし困ってたら
助けてくれる。それに人との接し方が
うまいんだ。いつもはなんかチャラチャラしてる
から不真面目って思う人が多いけど
でも多分一番真面目だと思う。」
「いいお兄さんですね。」
「うん。私もそう思う。」
しばらく話をしていると彼は何かを決心
したかのように私に言った。
「名前。この戦争が終わって平和に
なったらまた僕と会ってくれますか?
その時に貴方に伝えたいことがあるんです。」
「わかった。」
そう言うと彼は優しい笑顔で笑った。

あれから数日経って私はとんでもない
事実に気づくことになる……
受け止められなくて部屋にこもっていると
お兄ちゃんがやってきた。
「名前。入るぞ
どうした。そんなにしょぼくれた
顔しちゃって。」
私はやってきたお兄ちゃんに
今日あったことを話した。
「そうか……。敵さんだったのか。」 
その一言だけだった。
その後お兄ちゃんはずっと傍にいてくれた。
何を話すでもなくただ近くにいるだけでも
今の私にはそれが救いだった……

------------パチッ----------------       
     
「名前。作戦を始めるわ。発進できる?」
通信機からの声に驚いて目を覚ます。
その声に現実に引き戻される。 

「あっ。ごめんなさい。マリューさん。
大丈夫です。ちょっと寝てました(笑)
いつでも出せますよ。」

「そう……名前。ごめんなさい。
貴女をまた巻き込んでしまって」 

「何、言ってるんですか?義姉さんが
行くのに私がついてかないなんて
ないんですからね(笑)」 

私がそう言うとマリューさんは微笑んでくれた
私はハッチが開くのを待つ。
もうお兄ちゃんも彼もいない……
過ぎ去った日々は戻らないけど
私には守りたい人がいるから
幸せにしたい人がいるから
その為にこの作戦を成功させないといけない… 

「ありがとう。くれぐれも気おつけて。」


   「 はい。花嫁強奪作戦及び
     フリーダムの護衛開始します。
    名前。スカイグラスパー出ます!!  」








2/28/2024, 12:05:03 PM

誰もいない場所に逃げ込みたい…
誰にも見つからずに一人で生きていたい
そんなことをずっと思っていた。
政略結婚なんて嫌だ!!
したくない。
そう思っていた時に気づいたのは
誰もいない遠くの街に逃げることだった……

しんどいかもしれない。
辛いかもしれないけど
でもこの場所で生きていくよりかは
マシだ……

「さようなら。お父様。親不孝な
娘をお許しください……」
そう告げながら私は遠くの街に行く為に
家を出た……


2/21/2024, 9:53:25 AM

二次創作です。苦手な方は飛ばしてください。

一人で部屋にこもっているあの人の所に行く
コンコン
扉をノックすると中からの返事は来ない。
「タクミ様。名前です。今いいですか?」
そう声をかけると声が返ってくる……
「なんか用……。」
その声にいつもの優しさはない……
「もしかして兄さんに僕の様子を
見てこいとでも言われたの(笑)」
「そんなことはないです。
カムイ様。タクミ様のこと
気にしていましたよ。」
そう言うとタクミ様は言った。
「何?あいつ同情なんかされても
僕は兄さん達みたいに一緒には戦わない。」
「そうですか……」
私はドアの前で座りながら言った。
「きっと。カムイ様は同情なんて
されてないですよ。きっと貴方と仲良くしたい
だけですよ。」
そう言うと
「そんなの誰だって言えるだろう。
同情してなくても人は嘘をつけるんだから
お前も僕に同情してるんだろ。かわいそうな
やつだって……」
その言葉に私は言った。
「さぁ、ここで私が同情なんてしてませんって
言ってもきっと今の貴方でしたら
嘘だといいそうなので言わないでおきますね。」
そう言ってドアの前から離れる前に言った

   『私は同情する為だけに貴方にわざわざ
     会いになんて来ませんよ……』

2/19/2024, 11:48:40 AM

ちょっと暗いです。
苦手な方はすぐに飛ばして下さい。

ぼーっと木を見つめる…
風に揺られて一つの枯葉が落ちてきた…
それはそっと僕の手のひらに乗った。
まるで今の僕みたいだな……
そんなことを思いながらその葉っぱを
そっと包み込む。

あの時少しでも何か行動を起こしていたら
こんなに辛くなかったのかもな……
今気づいたところで遅いけど……

手のひらの中の枯葉をじっと見つめる。
するとその枯葉は風に飛ばされていった。

  [ 僕も枯葉みたいに飛ばされたいな……
    誰にも見つからずに消えたい……  ]

  少年はそう言ってその場にしゃがみこんだ……

2/18/2024, 11:25:34 AM

今日も嫌なことが続いた…
本当に何で続くのかな……
自分が悪かったのかな……
なにかしたっけ……
考えれば考えるほど沼にハマっていく……
もう考えるのめんどくさいな……
もういいや……
早く寝て忘れよう…
「今日にさよなら……いい夢を」

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