5/31/2024, 10:17:51 AM
テーマ 無垢
「...キィ」
扉が音を出す。この場所から動こうとしない自分を見て、だれかは入ってくる。
「...これ食べてね。あと扉の奥にはいかないように。」
毎回いわれるあれ。こっそり抜け出して読んでみた「ほん」にあった「げえむ」とやらや「がっこう」というものを僕は持ってない。
「なんで僕はここにいないといけないんだ?」
そう思った。そして、扉の先に行った。奥のだんさがある扉のところで音がなった。
「出るなっていったよね?」
何かが漂っていた。でも、怖くはなかった。僕はだれかを無視して扉を開けた。
「ここが..「そと」?」
何かをうたれて右の何かが無くなった。
でも、いいや。
「あのとき抜け出せたから」
セカイをしれたから。
おわり
5/20/2024, 9:45:53 AM
テーマ 突然の別れ
「...」
静かな部屋には乱雑に置かれた絵の具やキャンバス。筆は左手に持っていた。
ーー 一週間前 ーー
「..あとこれだけか」
キャンバスや絵の具が不足してきたから、右手にバッグを持って街に出て買い物をしていた。
「..何処がいいかな」
キャンバスにも種類はある。悩みながら歩道を歩いていたら、
「危ない!」
誰かが叫んだ。何事かと思ったらこっちに車が来ていた。幸い大事には至らなかったが、大切なものを失った。
いつの間にか、本物ではない手が右で動いていた。
おわり