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7/13/2024, 10:36:02 AM

ぼくは今 小学3年生だ

大人たちとはちがい
まだたくさんの可能性があるって
お父さんが言っていた

だから大人たちより
ぼくのほうが賢くなれるのかもしれないし
なんにでもなれるのかもしれないから

ぼくは大人たちよりえらいと思う

でも
毎日お父さんは新聞をすみからすみまで読んでいて
すごいなと思った

多分ぼくも大きくなったらお父さんみたいに
新聞をたくさん読めるようになれると思うけど

今からでも
がんばって読めるところは読みなさいと言われて
新聞をぼくも読もうと思うけど
どこを読んだら良いのかわからないぐらい
たくさん字が書いてある

漢字もむずかしい

とくにラジオ番組表とテレビ番組表とマンガを読む

むずかしいところはお母さんに聞く

お父さんに聞きなさいと
時々言われるけど
お父さんは忙しいからあんまり聞けない

お母さんも大人だから
ぼくよりいろいろ知っていて
当然だと思っていたけど

お父さんのほうがもっと知ってることが多いって
お母さんは言っていた

ぼくはまだ子供と思われるのが実は少しいやだ

子供だけど

大人の人だっていろいろ居るから

子供だって賢いと思われても良いと思う

ぼくも賢いと思われたい

7/12/2024, 11:09:19 AM

とてもじゃないけど
嫌だ 無理だよ

そう言って
電話を切った

僕はこれまでも
量子力学についての研究を重ねて居るが
研究チームの代表として
論文を書いて欲しいと
同僚の知り合いから頼まれた

何度かそういう誘いは断って居るので
もういい加減うんざりしてきたが

友人が

「会ってくれ 急で悪いが論文を私が書く代わりに
君に会わせたい人がいるんだ」

と 変なことを言い出した

連日の研究やディスカッションの合間を縫って
仕方がないから友人に会う事にした

ー夜 結構賑わうレストランに来た

友人が僕を見つけて小さく頷くのが見えた

隣に若い女性が座って居る

僕は席を立って会釈をする友人と女性に
挨拶をすると友人の真向かいに座って

「待ったかい?遅くなったね
ごめんよ お腹が空いてしまったよな」

と 話を切り出した

友人は僕にメニューを渡し

「いや そんなに待ちはしなかったんだが
こちらの女性をご紹介させてもらってもいいかね?」

と女性を見遣る

僕は改めて女性を見た

女性は友人の視線に気づくと

「初めまして その…」と言ったきり

言葉に困って居る様子だった

ギャルソンがこちらに来た

「いらっしゃいませ」

友人がギャルソンに目配せをすると

「…では 後ほど伺いますので」と

僕たちの席から離れてしまった

「おいおい 水だけ飲んで居る気かい?」

友人に訊ねると

「まあ…彼女がお腹を空かせて居ないんだ 
すまないが」と言う

僕は
「とりあえず 話を聞きましょうか」と
女性に視線を戻した

女性はおずおずと
俯き加減で しかし 僕や友人を交互に見ると

心を決めた様子で話し出した

「あの…初めまして 私は生き別れた兄を
これまでずっと母と共に 探しておりました
あ 写真はここに…」

彼女が差し出す写真を見せてもらうと小さな頃の僕と
見知らぬ女性に抱かれた赤ん坊が写っていた

「え!?僕は母が死んだと言われて育ったんだが…」

僕は幼少の頃
父親に連れられ家を出て
父と共に父の実家で父の母の祖母と
父の姉である叔母と

母は病気で亡くなったものの
その事以外では
何不自由なく育てられたことを覚えて居る

しかし妹の話では
母は生きていたが父との関係がギクシャクし出して
その理由は父の父親である祖父による
僕らの母へのいじめが理由で
どう暮らすことが最善かを話し合った挙句

別れたと言うことらしかった

妹が涙をハンカチで拭う

それを見た友人が
「探偵さんがね ある日僕の元に来て君のことについて尋ねてきたものだからびっくりしたよ」と

ギャルソンを呼ぶ

「メニューはお決まりでしょうか」

友人が「今夜は僕が奢るよ 良い夜だ」
と言った


7/11/2024, 11:43:28 PM

しまった

彼女からのLINEを既読スルーして
ほったらかしだ

彼女からの毎日の熱烈なLINEに多少たじろいで居る

私は昨日の彼女からのおやすみLINEを見たきり
ほったらかしのまま寝てしまい

今から仕事に出るところだ

寝て居る間
数時間にわたって彼女から鬼電がかかって居た

付き合って2ヶ月目に入るが
ここまで酷いとは思わなかった

朝からまた着信

彼女だ

…もう知らん

私用のスマホは家に置いて
仕事に出た


ー仕事から帰宅すると
テレビをつけて風呂に入った

あー …女って面倒だなー

風呂で独り言を愚痴ると

部屋に置いてあったスマホからLINEの通知音が鳴った

風呂から出て
パスタ料理を作る

パスタを茹でて居るうちに
フライパンで
レモン果汁 生クリーム ほうれん草 チーズ 鶏肉の
パスタソースを作る

LINEの通知音

スルーしてパスタを盛り付けると
塩胡椒を振って

テレビを見ながらパスタを食べる

隠し味は醤油だ

なかなか美味しかった

ほったらかしのスマホを手に取ると
LINEを確認した

あれ?

全て送信取り消しになって居て読めない

少しすまない気持ちが湧いて来た

ごめん 忙しくて疲れてたんだ

と彼女にLINEする

既読がついた

彼女から一件のLINEが入る

わたしもパスタ食べたい

ーは?

ふと窓に気配を感じ
恐々…窓に目をやると

彼女が窓に張り付くようにして
こちらを見て居た


7/10/2024, 11:03:48 PM

夜 昼間の疲れがどっと押し寄せ
明日の荷物の支度だけすると
倒れるようにして眠りについた

目覚ましのアラームが鳴る

夜が溶けるように朝になった

目を閉じたままアラームのスイッチを切ると
再び寝てしまった…

ーあ、やばい と

目を覚ました
すると

時計が午後3時

15:00を指して居る

嘘…

絶句するより他にない

会社に電話をかける

「すみません…あ はい ええ 寝て居て…本当に
ごめんなさい…体調は…はい なんとも…はい…

今からでも出勤が出来ればしてと
言われて着替えようと起きると

うわー!マジ⁉︎

服のまま寝てしまって居たことに気付いた


お風呂入っときゃ良かった…
におうかな…どうしよ

髪を束ねると
顔を洗って
服を着替えて

荷物を持ち

出勤した

今日は地獄…今日は…最悪…

ブツブツと呟きながら
デスクに到着

私は今日のタスクをほぼ余らせたまま
仕事を終えることが嫌で
上司にお願いして
少し残業をさせてもらって

退勤した

あっという間に
また今日が終わってしまった

ほぼ寝てたよ 今日…

悪夢を見るように
急いで日々を過ごす

その中で


読んだ
児童図書を思い出した

モモ
ミヒャエルエンデ作

時間の概念が
昔と今とでどれほど違うのだろう

私は明日の支度をして
お風呂に入った

今日も疲れたな…

ビール飲みたいけど
明日もあるし
ノンアルビール買っといて良かった…

今日も
お疲れ様でした

7/9/2024, 9:12:03 PM

基本テレビは見ない
それが当たり前の生活

静かな音楽をかけて目を閉じる

たまにポッドキャストを聴く

コーヒーを飲む

フレンチトーストを齧る

パンケーキを頬張る

本を読む

家でカフェを楽しむ

それと
21:00時ぐらいには寝る

そんな生活が
私の当たり前なのである

結構
夜型の人も見えると思うけれど
私は起きて居られないので

寝ます

朝は6:00ごろには起きる
結構朝は機嫌が悪い

何故だろう
低血圧が関係して居るのだろうか?

難儀な自分である

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