5/23/2025, 7:34:32 PM
そっと包み込んで僕を柔らかくしてくれる
お布団、お風呂
僕は
自分にとって優しい時間を
作っている
僕が僕のためにできる
大事な僕の時間だから
5/14/2025, 9:53:29 AM
記憶の海
海馬に飛び込むために
今から
部屋を暗くして
横になって布団を被り
目を少し瞑って
瞑想する
あまりに深い瞑想に落ちると
気付いたら
あっという間に
次の日になっているのだが
気にしないで
今から
瞑想をすることにしよう
では
5/4/2025, 10:34:28 AM
すれ違う瞳の中に
ぼくの姿はない
人々は通りすがって行く
ー
あれ キミ
声をかけられて振り向くと
別の人に対して話しかけられていた
ぼくは
いつだって ここに居るのに
さびしいよ
ー
ある晴れた日の朝
空から声が聞こえた
キミは 飛べるし
どこへでも行ける
さあ
ー
ぼくは
声のままに 風になって
くるくると舞い
笑った
ああ 気持ちが良い
こんなに気持ちが良いことは
無かった
その日から
ぼくは風と踊るようになって
楽しく過ごしている
1人がなんだ
別に もう良いんだ
雨の日は
水溜まりにジャンプした
毎日ワクワクして
過ごして行く
5/3/2025, 10:15:06 AM
青い青い
先輩に今日も尻を叩かれる
青いんだよお前は
そう言うと
先輩は
まずは
その屁っ放り腰を直せ
と
あわあわするぼくに
今度は真面目な目をして言った
お前は 誰になりたいんだよ
自分は自分だろ
目を覚ませよ
と
ぼくは
はい
とだけ
答えたけれど
僕の及び腰は
どうにもならない
神様たすけて
5/3/2025, 9:57:49 AM
甘い思い出にスパイスの切なさが入る
人生なんて
振り返るもんじゃない と
思っていた
でも
ぼくは振り返ってみることの楽しさを
ある日
覚えてしまった
とても寒くて凍える日
冷たい煎餅布団の中で
ぼくは
子供の頃に作ってもらった
美味しい鶏肉の煮付けを
思い出して
思い出に暖められていた
つらい日は
美味しい思い出に浸るようになった
ぼくはまた
新たな思い出を作る
そして味わおう