11/9/2024, 1:18:26 PM
あなたを見て、脳裏によぎるは過去の記憶。
逃げたあなたを捕まえたあの日、怒ってぶすくれた顔をされたあの日、一緒にタバコを吸ったあの日。
ろくな日々じゃなかったかもしれない。あなたの記憶にいる私は、いいものではなかったかもしれない。
でも、私の記憶に残るあなたの最後がこんなのなんてひどいよ。
赤であなたを思い出したくないよ。
11/7/2024, 2:55:11 PM
あなたとわたし、どこで道を違えたのだろう。
あなたのようになりたかった。前を歩くあなたに追いつきたくて、転んでも転んでも追いかけたのに。
いつの間にかあなたは私の前から居なくなっていた。
道標を失った私は、真っ直ぐになんて歩けなかった。
あなたがふと戻ってきた時に、後ろにわたしが居ないことに気付いてくれますように。
10/16/2024, 4:01:56 PM
やわらかな夕方の光に包まれながら目を開ける。誰の声もない、波の音だけが繰り返される砂浜。繋いだ手から、隣の君が小さく震えているのが分かる。
ごめんね。最後に君と同じ気持ちでいられなくて。でも、君を愛してる。
何も後悔はない。むしろ晴れやかな気分だ。求めるものは、ただ自由だけ。
ありがとう。最後まで愛してくれて。でも、ここでもうお別れ。
強く手を握り、そして離す。
引きつった呼吸音を背に、ただ前へと歩いた。
祝福のような光の中、私は自由になった。
8/17/2024, 3:21:13 PM
いつまでも捨てられないもの
肥大化した自尊心
7/26/2024, 5:58:43 PM
誰かのためになるならば、私はいくらでもこの身を危険に晒しましょう。幾人に否定されようとも、人々を救い続けましょう。
それが、記憶のない私が私であるための、唯一の拠り所だから。