ネジが外れたウサギ

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2/2/2025, 6:29:35 AM

あなたと別れて半年が経った。

この半年間、

私は未練という名の深い森の中をさまよっていた。

このモヤモヤを友達に相談できなくて、

この愛おしさをあなたに届けられなくて、

ただ、ただ泣きじゃくりながら君の名前をつぶやく。


こんな苦しみから解放してくれたのは、

普段はお互いに忙しくて会えない親友のLINE。


彼女はただ自分の書いた五行詩を送って慰めてくれた

その五行詩だけのLINEのメッセージに私は救われた。


『君が初めてくれたプレゼントは物ではなく

「大丈夫?」の優しい言葉だった。

それから二人でツラい過去を埋めるように愛し合った

君と別れた今は、ぽっかりと大きな穴が開いたけど

心を成長させて埋めるね。ありがとう、バイバイ』

2/1/2025, 2:46:23 AM

四半世紀の人生を生きてきて

さまざまな経験の味を口にしてきた。


金平糖のように甘やかされるときもあれば

ゴーヤのように苦く豪雨の涙を流すときもある。


私を抱いてくれた人は快楽を求めたり、

自己肯定感を満たしてほしい人がほとんどで

私はそこに快楽を見出せずにいた。


恋愛ソングに表れる、

いつかは出会うかもしれない運命の人は

意外と近くにいるのかもしれない。


私はまだ旅の途中だと思う。

運命の人に出会うことよりも

まだ私には「彼」に見合った心の教養が足りない。


それでも私は歩き続ける。

運命の人に幸せにしてもらうためではなく

運命の人と二人三脚の恋ができるようになるために。

1/31/2025, 5:35:29 AM

バレンタインのために初めてのお菓子作りに

苦戦してる私の気持ちをまだ君は知らない。

君と話していて少しでも話が盛り上がると

心が躍る私の気持ちをまだ君は知らない。


私が君を好きだという気持ちを知ったら

どうなるかを少し私は想像できる。

だから、お菓子作りをしている今が楽しいけど、怖い

1/20/2025, 5:59:49 AM

臆病な私には恋なんて無理だと思ってた。

いつも片思いで、

いつも相手には愛しい人がいて敵わなかった。


でも、あの人は私に好意を寄せてくれた。

私もあの人が好きだったから、奇跡を信じた。


しかし、

その奇跡を守れなかった私は、また孤独になった。

交通事故で亡くなってしまった君は一人しかいない。



そのたった一人の君を亡くしても

私の心の中で君は生きています。

私の記憶の中で永遠に生きています。


時々、夢の中に現れる君との新たな思い出が

私の生きるモチベーションになってます。

君が私の記憶から消えた人になるまで愛してる。

1/17/2025, 6:08:12 AM

夢の中で小学生くらいの天使が

顔を埋めて体を小さく震わせ座ってる。

「どうしたの?」

と声をかけたらゆっくり顔を上げて黒い涙を流してる

その涙を見て僕は

「別れた恋人の最後に見た涙だ」と思い出す。


もしかしたら、

同じような思いをこの子もしてるのかもしれない。

そう思った。

だけど、あの時の彼女の気持ちとこの子の悩みは

同一ではないと思う。


もし、この子があの日の彼女の幼少期だとすれば

推測できるかもしれない。

彼女の子供の頃の話なら、あの頃聞いていた。


「また、お父さんに殴られた?」

とっさに口から出たこの一言が天使の涙を透明にした

そう、なぜなら元彼女も実の父親に殴られていた。


黒い涙が透明になったことは打ち明けられぬ孤独を

分かち合える人を見つけたから。



ふと目が覚めた時、

僕は元彼女との共通の友人にLINEで聞いた。

「サナは、今どうしてるか知ってる?」

その夜。返事がきた。

「あの子は今、婚約者がいるよ」

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