仲のいい夫婦を見ると微笑ましいと思う。
私の両親はお見合い結婚だけど、
ちょっとしたケンカもしながら
仲むつまじくお互いに手を取り合って暮らしている。
今の私には彼氏はいない。
だけど、両親を見て「これが幸せなんだ」と
結婚したいなと、しみじみ思う。
今は出会いの場が増えた。
だからこそ、新たな価値観の恋愛が生まれている。
うまく言えないが、
近年、新時代の恋愛の形が様々な年代の人によって
作られたと思う。
もし、結婚できるなら
亭主関白とか妻の尻に惹かれるとかではなくて
釣り合った天秤にかけた関係でいられたらと思う。
そんなの理想の高すぎる綺麗事だと分かってる。
でも、子供が生まれた時
彼らが幸せを感じられるのはそんな両親だからこそ
虐待がなく『普通』に暮らせるだろう。
私の経験上。
おしどり夫婦の両親でも
子供の不登校は避けられない場合もある。
ただ、その原因を少しでも減らすには
いじめる側の子の心を愛せる親の余裕が必要かと思う
幸せな夫婦と道を誤ったと後悔する夫婦。
どちらも結ばれなければ、どっちになるかわからない
だけど、恋のうちに相手が後悔させない人かどうか
見極める力を今のうちに身につけておきたい。
一人ではどうしようもない時がある。
いじめられている同級生がいたら助けたいのに。
どうしても理解できない問題があっても、
担当の教師が嫌なやつだったらプライドの方が勝つ。
慣れた職場で『初めての壁』にぶつかった。
次のターゲットは自分になる。
あんな教師に馬鹿にされたくない。
今更聞けない『初めての壁』には『無知』と思える。
「どうすればいいの?」
誰でもいいからその問いの一言に
「どうしたの?」と応答してくれる人が
近くにいればそれ以上の幸せはない。
もし応答してくれる人がいないなら、
友達でも家族でも『誰か』そういう人を見つけるべき
もしかしたら小説などの本に答えが書いてあるかも。
諦めて泣き寝入りしないように
心を完全に病む前に誰かに助けを求めよう。
「お前はどこに行ってもいじめられる」
初めて付き合った彼氏に別れたときに言われた。
それ以前もそれ以降も、
確かにどんな場所に属しても馴染めなかった。
私が「こういう人間だ」と必死にアピールしても
逆の「冷たい人間」のレッテルを貼られる。
あの人の言ったことは当たっている。
認めたくないけど、当てはまっている。
だから、今の職場でも爪弾きにされたりして
泣くことは何度でもあった。
辞めたいと思うことも無数にあった。
でも、私が必死に仕事を打ち込むことで
気を配ったり、
ホウレンソウをきちんとすることを積み重ねて
今は宝物のような人脈を得ることができた。
「自分はここにいていいんだ」
初めてそう思えることができた。
私は今の生活が幸せだと思う。
普通に笑い合える。
普通に任せられる。
普通に働けることはこういうことなんだとわかった。
今までの自分の経験に感謝して
現在やこれからの人脈という宝物を大切に
一日一日を噛み締めていこうと改めて思った。
クリスマスの夜に僕がいなくても寂しくないように
と言って彼が私にプレゼントしてくれたのは
モスグリーンのキャンドルだった。
深緑といえば私が好きな色。
なぜなら、彼がいつも身につけるモスグリーンの
星型のピアスの色だから。
あのピアスを見るたび揺れるたび
私は彼の優しさの象徴がキラキラしてるように
心が落ち着き、また前向きになれる。
引きこもりから脱出してからのほうが
たくさん思い出がある。
障害者として社会に出るために
紡いできた経験が一つの本になるくらい
たくさん思い出がある。
恩師といえる方々も
そのほか知り合った初対面の人たちも
みんなはじめは障害者という色眼鏡で見たり
よそよそしいところがあったけど
関係を深めていくうちに
「なんだ本当はこういう人なんだ」
と私の長所や短所をわかってくれた。
その経験をした後に再会した同級生は
恐る恐る話しかけてきた。
そして私を裏切り爪弾きにしたことを泣いて謝った。
それを私は笑顔でチャラにした。
本当は許せないこともあるけど
過去をチャラにできるくらい私は
強くなれたかもしれない。
その同級生は普通の幸せを手に入れていた。
でも、私と離れた後の経緯を知って泣いていた。
たくさんの思い出が重なって
今の私が形成され素知らぬ顔であの同級生と話せた。
はじめは誰だって相手がどんな人かわからない。
だけど、お互いに色眼鏡なしに関われるかどうかで
その人との未来の思い出が変わってくる。
自分自身の未来の性格も変わってくる。
そんなことをお題から今日改めて思った。