ネジが外れたウサギ

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5/5/2025, 8:27:48 AM

私は貴方を見つめているけど

友達と楽しそうに話す貴方の視線の先は遠い夢の世界


僕は君を見つめているのに

黄昏ている君の視線の先は焦点の定まらぬクラスの人


目が合っているようで合っていない、

すれ違いを繰り返す二組の瞳は、

いつまでも交わらぬ平行線の恋を辿ったままか?

5/3/2025, 3:44:44 AM

恋愛ドラマみたいな甘美な道とは縁がないかと思った

いつもそういうドラマを見ていると

ため息が出てまた夢は遠のく。

でも推しとなら眠る夢の中で毎日会うことができる。

私にとって一番のsweet memoriesは届かぬ幻のデート

4/28/2025, 5:45:06 AM

恋をした時、

ふとした瞬間によぎるのは、初めての彼氏の一言。

「お前には俺よりふさわしい奴がいる」

そして、つい思ってしまう。

「人を好きになるのに優劣なんかつけられない。

だけど、初恋に勝る恋なんて滅多にないよね。

なぜなら、初めて私の心を揺さぶらせた理由は

運命という言葉では片付けられない、

唯一無二の理想の人だから」


もしかしたら、

運命には理想という言葉は似合わないかもしれない。

4/26/2025, 6:15:38 AM

幼い頃から男子が苦手だった。

いつも何か理由をつけて言葉でいじめてくる男子らが

私に「怯える」という感情の苗を植え付けた。

そんな私には女子の親友が初恋だったかもしれない。

毎日、相談に乗ってくれる彼女が恋しくなった。

しかし、彼女は一人の女性。

親友の彼女は私の苦手なある男子に恋をしていた。

私以外に、親友にもあの男子はからかっていたのに。

何か惹かれるものがあったのだろう。

そう思うしかなかった。

バレンタインの前日。

親友は私にだけ打ち明けた。

「明日、あの人にチョコを渡す」と。

私は深いため息をついた。

でも、「やめておいたほうがいいよ」なんて言えない

だから私は彼女におまじないを教えた。


「寝る前に鏡に向かって次のように唱えるの。

『こっちに恋。

私しかあげられないものをあげるから。

こっちに恋、こっちに恋。愛にきて』

小さい声で誰にも聞かれないように言うのがオキテ。

もし聞かれたら、恋は幸運の愛を持ってこなくて

不幸の毒を差し出してくるよ。気をつけてね」


そのおまじないは私の即興で作った出まかせだった。

でも、翌日の朝。

親友はおまじないは無事にやり遂げたと思うと

自信満々に言った。


そして、私の即興は恋の実まで作り上げてしまった。

二人はさくらんぼになった。

私はひとりぼっちになってしまった。


そう思っていた。


親友は彼氏を連れて私に言いに来た。

「もう、大丈夫だよ。こいつに言ってやったから」

「え?何を?」

親友の彼氏は俯きながら言った。

「今まで悪かった。これからはもう、いじめない」


私は笑顔で親友の彼氏にこう言った。

「ありがとう、これからはよろしくね」

4/25/2025, 4:47:29 AM

ある歌詞と巡り逢って私の人生は大きく変わった。

その曲を教えてくれた旧友に出会ってなかったら、

私の目標は変わっていた。

いや、目標というものに出逢えず混乱していただろう


あの曲の歌詞に出会った私は、文章を書き始めた。

そして、さまざまな曲を聴くようになった。


新たな歌詞との巡り合わせにより私は救われた。

そして、小説の魅力に取り憑かれている。


巡り逢いは人を変える時があるから怖い。

だけど、その出逢いによって人は明日を知るのだ。

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