れい

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5/13/2024, 7:18:13 PM

失われた時間

書いてる私は今は中二です 今も不登校です
大人の皆さんに見ていただきたい
下記の話は実話

私は不登校だ
小学生から中学生に上がり居ずらいなと感じ精神的に辛く不登校になりかけた

私は独占欲?嫉妬心?が強い
小学からなかよくしていた子その子が他の子と楽しそうに話してるのを見て醜いような嫉妬心で心が埋まってた
その子からしたら小学校の頃は女子が少なく私含めて10人ほど
楽しかったんだろうねいろんな子と話せるの性格的にもお人好しで感情が表に出るみんなが着いてくタイプの子
私は人による側ではなくよられる人側だったのも相まって不登校になった

もう声が思い出せないみんなは覚えててくれるのかな

あったはずの居場所がクラスのみんなの輪で自然と消えていく気がした

今からでも遅くないかもしれない

2/3/2024, 8:28:21 PM

――1000年―― (!この話はフィクションです!)


「1000年って長いと皆は思うのでしょうか。」


「私には短く感じますね」


そう彼女は言った

普段誰も来ない様な人気の少ない河川敷。

僕はここを毎日、日の昇る少し前から散歩に来て、座って
後悔に溺れる様な生活をしている。

そんな私はただの社会人。
世間の偏見という名の常識や、


当たり前の毎日残業

人間関係のいざこざに付き合ったり、

上司のイライラに付き合い愚痴を聞きやけ酒する毎日

嘘に塗れる汚れた世界に、

体調面、精神面でも限界を感じていた。



そんな僕は最近よく



――「川に流れて消えてしまいたい」




そんな縁起の悪い言葉を呟く様になった。

そんな日々の一時突然横から聞こえた言葉。


「1000年って長いと皆は思うのでしょうか。」


僕は思った。


―そりゃあ長すぎるよ。僕は1000年も生きていたくないね。

けれど決して言葉にはしなかった。

彼女の容姿を確認しようと思い横を向いた

彼女は人ではなく


妖怪と言われる九尾の狐だった


ふわふわとしたその身体に

少しキリッとしているが優しい目をする彼女

言い伝えられている程不気味では無く

逆に愛おしいとまで言える見た目に僕は見惚れていた



「私には短く感じますね」


「なんですか、そんなにじっと見て」


そんな風に言う九尾の狐に上手く僕は言葉を発せなかった

少し時間が経って九尾の狐はこう言った


「本当は貴方を連れ去って行こうかと思ってた」

僕は一瞬目を見開いたがすぐ微笑んでこう言った

「僕を連れ去ってください」
「この汚れた世界はもう嫌ですから。」


「あのね坊や」
「私達九の尾を持つ狐は1000年以上生きている」

「私は生まれた頃の記憶が無いけど、
貴方みたいに1000も生きるなんてゴメンだった」

「無理に生きろなんて言わない。嫌なら逃げればいい」

「自分の限界を知っている様な大人が限界を迎えても一生懸命  に務める理由は分からない」

「あと2日でいい2日生きてみろ」

「その2日は楽しい事を中心に考えてみろ。それからだ」

そう言って狐は消えていった



―――あれから10年

私には今、嫁と子供がいる

今があるのはあの狐のおかげだ

九尾の狐に会ったあの日から2日間色々あった

社に今の嫁が入ってきて私は一目惚れした

もしあの日消えていたら得られなかった感情

なんとなくでも生きる意味はあるのかもしれない

―――――――――――――――――

長くなってしまいました、

10年後は一人称を私にして表現しにくい心の変化を表したんです!

2/3/2024, 7:41:25 AM

―勿忘草―

私が彼と距離が遠く感じるようになったのは1ヶ月程前からだ。

彼は顔も性格も良くオマケに運動神経抜群でとてもモテる。

世間で言う所謂"スパダリ"。彼にピッタリなタグ

それに比べ私は人気の無い空き教室で一人本を読んでいる様な
目立たない普通の陰キャ。
陰気臭くてコミュ障 周りからは何とも思われていない程私は影が薄い。

まるで嘘かと思うが私と彼は付き合っている



話を初めに戻そう。

距離が遠く感じるようになった原因は明確。
彼の部活の大会が決まり練習に打ち込む日が増えたからだ。

正直、大会が決まる前に距離が近いかと言うとそうでも無い
やはり人は自分の持っていない物を持っている人に多少は興味が湧き惹かれるものだ

しかし惹かれたはいいものの趣味が合わないと必然と会話も減る なぜ付き合っているのかも分からなくなる時がある程に。

しかし私は彼が好きだ。
私が持っていない物を持っているという憧れもあったのかもしれない。


彼は大会の為に毎日努力を積み重ねて4ヶ月。


無事大会は優勝


私達は約5ヶ月の間話さすそのままどんどん日が進んでいった


クリスマスもお正月もバレンタインも結局何も出来ず卒業の時期

まだ肌寒い春の風
まだつぼみが開いていない桜が多い今日この日は、


――「卒業式当日」――


式が終わり話しかけようとした、

けど上手く言葉が出て来なくて

伸ばしかけていた手をスッとカーディガンにしまった

そして結局話さずに終わった


"私は彼から何とも思われていないのかな、"
と苦しく苦い気持ちを抱えて私は家に帰った




貴方が友達達とわいわい話しながら家に帰っていくのが分かった


その時彼が気にせず踏んだ花は―"勿忘草"―
クシャッ 、キシキシと音を立て踏まれた花。

――とても酷い姿だった

踏み潰して傷付けた花の名前なんて知ってるはずない

けれど彼は花なんて興味無いのを私は知っている。


だって好きな人の事だもの、


私はあなたの好きなことを一生懸命理解してるつもりだけど
彼方は私の好きな花の事は知ろうとする素振りも見せなかった


「私の事、貴方だけ、彼だけでも忘れないで欲しいな」





―勿忘草―
花言葉は「真実の愛」「誠の愛」「私を忘れないで」

最後になるにつれて彼の呼び方が変わって言ってるのわかる?
(彼→貴方→彼方)
ちなみに貴方は同等な人に使うやつ
彼方は三人称対等または上位者に用いるやつ=やっぱり憧れが残ってしまってる未練タラタラ自然消滅って事

けど1番最後は彼氏の頃の彼に向かって言ってる言葉です

花を踏み潰したのは私ちゃんの事を忘れてどうでもいいから