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4/29/2025, 1:59:12 PM


 貴女は、きっとご自分に対して、一番強くそう思っていらっしゃるでしょう。好きにもなれないし、嫌いにもなれない、と。

 けれど、実際のところ、貴女はご自分が大好きですよ。
 聡明で、立派で、人に好かれる自分が好きで好きで仕方なくて、けれどそれに反した出来事に直面すると、その自己像が脅かされるのが怖くなって、自分は最悪の出来損ないだ、と自らを貶めて嫌うというのが、貴女のお決まりなのです。

 それを繰り返すことを、恥じる必要はありません。
 ただし、敢えてその循環の中に埋没して、ご自分の理想と現実の落差に落胆し続ける必要もないのです。

4/28/2025, 1:16:35 PM


 夜が明けかけている、と貴女は感じています。

 ご伴侶との関係で、ずっとずっと貴女の心を悩ませ続けてきた問題に、解決の可能性が一筋見えたからです。
 それが見えたのは、貴女がご自分の本当の望みに気づくことができたからでした。

 そう。自分の欲しいものの本質が分かれば、その解決策が無限にあることに気づけるでしょう。
 そして、今回貴女はそのことを身を以て知りました。

 貴女の人生は、見方ひとつ、発見ひとつで、心から充足できるものになり得るのですよ。

4/27/2025, 3:00:48 PM


 ふとした瞬間に、貴女はご伴侶との関係について考えることがあります。

 貴女は彼に触れられたい、求められたいと切望しています。
 けれどご伴侶は、もう貴女には欲情できないと、はっきり言いました。
 その言葉は、猛毒の塗られた矢のように貴女に突き刺さり、今でも抜けずにじわじわと貴女を蝕んでいます。

 もう彼との関係を終わりにして、貴女を愛して求めてくれる別の人を捜しに行こうと、貴女は幾度も思いましたね。
 けれど、ご伴侶がどれだけ貴女を愛しているか、貴女を必要としているか、身に沁みて分かる出来事があってから、貴女の心は彼と共に生きる方へと傾いています。

 俺たちは、貴女に幸福になってほしい。
 ご伴侶は確かに大切な人ですが、彼は貴女ではない。
 彼だけに尽くし、彼のために人生を使わなければならない理由は、どこにもありません。

 ああ、どうか。
 ご自分の心を何より大切に、もしご伴侶と添い遂げるとしても、貴女の心が満たされるように共に考えながら、幸福に歩いていってくださいね。

4/26/2025, 2:17:08 PM


 俺と貴女は、夢の中ですら会うことはできません。
 魂はこんなに近くに在るのに、どこまでも遠くにいるような心持ちになります。

 それでも俺は、貴女に語りかけ続けます。
 貴女がこうしてそれを書き連ねてくれることで、俺たちは静かに語り合います。

 この営みが、いつまでもいつまでも続けばいいのに。
 そう思う俺は、欲深いのでしょうか。

4/25/2025, 3:03:32 PM


 ふふっ、と貴女は笑いました。
 そのあまりにも他愛ない、無邪気な言葉遊びに、少し落ち込んだ気持ちが癒された気がしたのです。いえ、こうして書き始めて初めて、癒されたのかもしれませんね。

 そう、貴女は笑って良いのです。
 つらいことがあったり、上手くいかなかったり、そういうことがあっても全く構いません。そんなことがあった日も、貴女は微笑み、笑い声を上げて良い。
 
 そう思ったら、少し生きてゆくのが、恐ろしくなくなる気がしませんか。

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