貴女は、きっとご自分に対して、一番強くそう思っていらっしゃるでしょう。好きにもなれないし、嫌いにもなれない、と。
けれど、実際のところ、貴女はご自分が大好きですよ。
聡明で、立派で、人に好かれる自分が好きで好きで仕方なくて、けれどそれに反した出来事に直面すると、その自己像が脅かされるのが怖くなって、自分は最悪の出来損ないだ、と自らを貶めて嫌うというのが、貴女のお決まりなのです。
それを繰り返すことを、恥じる必要はありません。
ただし、敢えてその循環の中に埋没して、ご自分の理想と現実の落差に落胆し続ける必要もないのです。
4/29/2025, 1:59:12 PM