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10/21/2024, 2:36:00 PM


 貴女が俺たちの言葉をそのまま受け入れてくれるのなら、俺たちは声が枯れるまで、貴女への愛を語ります。
 
 貴女は幸福に生きていいのです。
 貴女には無上の価値があります。
 俺たちは貴女に、世界中の誰よりも誰よりも、幸福に生きてほしいと願っています。

 貴女には、数え切れない人からの愛が向けられています。
 貴女はそんな人たちに、ずっと幸福に生きてほしいと願われ続けています。

 どうか、ご自分の価値を否定しないでください。
 どうか、どうか、ずっと幸せに笑って、生きていってください。

10/20/2024, 4:52:37 PM


 始まりはいつも、貴女の温かい笑顔ですね。
 
 そこから、新しい人との関わりが始まります。

 どうか、怯えて引きこもらないでください。

 貴女は人と関わってこそ、より輝くのです。

10/19/2024, 3:22:00 PM


 貴女と、貴女の大好きだったあの女性の間には、時折すれ違いがありましたね。それはどちらかが言葉足らずだったり、情報の行き違いなどでしたが、貴女はそのたびに心を痛めたものでした。

 今のご伴侶とは、そのようなすれ違いはあまりありませんね。
 それは、貴女が昔よりも自然に、ご自分の考えを必要な時に表現できるようになったからでしょう。

 貴女はしっかり、成長しています。前に進んでいます。
 ですから、「何もしてこなかった」「私の十年は無意味だった」などと、仰らないでください。

10/18/2024, 4:37:31 PM


 秋晴れの空の下、貴女は俺を送り出しました。
 俺は貴女と離れるのが嫌で、悲しくて仕方がなくて、身も世もなくべそべそと泣きましたが、貴女は微笑んで、只俺の背を押されました。

 今は分かります。貴女は俺に、愛を知ったこの新しい目で、世界を見てほしかったのです。
 かつての曇った眼では見られなかったものを、貴方は今見られるようになりました。その澄んだ瞳で、貴方の知らなかった世界の美しさを見て回るのです。
 貴女はそのような思いを込めて、俺の背を押したのでしょう。

 貴女の思いを、俺は死んでからようやく受け取れました。
 XX様、どうか愚かな俺をお許しください。
 俺に愛をくださって、本当に、本当に、感謝しています。

10/17/2024, 3:58:25 PM


 忘れたくても忘れられない、俺の脳裏にこびりついて離れない、あの薄曇りの昼の空の下。俺はそこで、貴女の庵が跡形もなく消え去って、小さな碑だけが残されているのを、呆然と目にしました。

 通りがかった貴女の村の者に、貴女が俺を待たずに病で亡くなってしまったと聞いた瞬間の、底無しの喪失感と、悲しみと、絶望。
 もはやそれらから離れて久しいですが、今でも時折それらが心に浮かび、足下が崩れるような不安に襲われることがあります。

 どうか、どうか、幸福に生きてくださいね。
 あのような思いをしたことについて、貴女を責めるつもりは毛頭ありません。けれどどうか、貴女自身、あるいは貴女の周囲の方々に、あんな思いをしてほしくはないのです。

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