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7/11/2024, 2:00:50 PM

1件のLIEN



どんなに忙しくても、LIENの通知を私はスルーしない

それが例えくだらない公式LINEの雑な通知でも、私はそれに腹を立てたりしない

いつ何時私に助けを求められるかわからないのだから

どんなに忙しくてもLIENだけは目を通す



もう二度と、誰かのSOSを見逃さない為に

それが私にできるあの子への唯一の償いだから

7/3/2024, 11:35:36 AM

この道の先に





書いても書いても、この道は辛いばかりで時々どうして書いているのだろう?って、もう辞めてしまおうって思う

自分の何百倍も上手い人に出会う度、まぁ、自分は趣味でやってるだけだし、戦うわけじゃないしって逃げてきた

でもさ、それは失礼なんだよな

作品に、先人に、創作に

本気でやらないなんて甘えなんだよね

創作だけしかないんだからさ、本気でやらなきゃ

きっとこれがこの道の答えだから

例え何にも残らなくたって書くんだよ

それが好きなんだから

6/19/2024, 5:31:35 PM

相合傘



〇〇个××

朝、いつも通りバカな落書きを消して、自分の机に座り窓から校庭を眺める

今日は風が冷たい、もう夏が終わったのか

今日の授業は算数、国語、体育、体育、理科、保健か

また彼女に教科書を借りよう



〇〇个××

「また書いてるな〜」

僕は昨日と同じく黒板の落書きを消す

今日は、昨日より風が冷たい

今日の授業は国語、理科、数学、社会、体育、体育か

今日は、彼女と一緒にお昼を食べよう







「ヤバいって、ここガチで出るとこだから!」

「ガチで出るとこじゃなきゃ、肝試しの意味がないでしょ? ほら、行くよ!」

僕らは懐中電灯片手に、五年前に廃校になった学校に忍び込んだ

ガタッ

「ひっぃ! なんか音したぞ?!」

「大丈夫、大丈夫」

僕らは恐る恐る教室の扉を開ける

「ほらね? なんにもーーー」


「ん? どうした? おい?!」

僕は懐中電灯で教室を必死に照らしたが、彼女が居ない

「おい! おい!」

どれだけ探しても彼女が見つからない。教室を出たのかと思い、僕は教室の扉を開けた

「ねぇ? 次国語だよ?」

耳元に見知らぬ声がして僕は意識を失った

最後に見えたのは、黒板の端に彼女と、死んでしまった僕の親友の名前が書かれた相合傘だった。





6/17/2024, 5:42:03 PM

未来


それは、本当ならもっと輝いていて、素晴らしい物であるはずだった

でも時代が、人がそれをどんど苦痛に変えた

でもみんな気づいていない

だから言う

「どんなに辛くても君には未来がある」っと



いらないよ、未来なんて

6/15/2024, 6:12:10 PM



大好きな本だった

その本が完結するまでは死ねないって、それで死なないでいられた

その本がどんな未来に進んでも、全てが愛おしくてその本と向き合っている間だけ、私は幸せという物を噛み締めていた

でもある日、その本を手放した





裸足で踏むパラペットは冷たくて驚いた

下を見たら怖くて死ねなくなるから、前だけ見て足を外す、まさにその瞬間

背後に強く引っ張られて、尻餅をついた

「まだ、終わってないんだけど?」

そこには、会うのは初めてだけど、自分のこと以上に知っている少女が私を見下ろしていた

「ねぇ、私を生み出した責任とってから死んでよ......」

「うん......そうだね、全て終わらせたら一緒に死のう」

僕は再び筆を取った



タイトル「私の本」

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