僕は恋愛というものには特別詳しくも無いし、むしろ疎い方だけど、そんな僕と巡り会った君は、この世の何よりも美しいと自信を持って言えるんだ。
僕たちで考えた最高のシチュエーション。
何にも害されない幸せな時間。
「世界でいちばん幸せ」だと言える時間にして見せるから。
このプレゼントを受け取ってほしいんだ。
誰よりも、何よりも──────。
#大好きな君に
Meltykissを食べる。(作者現在進行形)
美味い。矢っ張り冬季限定のプレミアムショコラが一番美味い。本当に。
もう食べ終わりそう。
美味しいけどちょっと高めだから買うとき悩む。
あ、溶けた。
美味しかったです。
なにこれ?
#kiss
正直な話、Kissで何も思いつかなかった。
どういう内容が適切か分からんかったんじゃよ…。
そしたら目の前にMeltykissがある。これはそういうことだろう。はい。すいませんでした。
ある人は言った
「この世界は廻ってる」
あの人は言った
「この世界は愛で満ちている」
ある方は言った
「この世界は美しきもので溢れてる」
あの方は言った
「この世界は優しさで結ばれている」
あの夢は言った
「この世界は優しさで壊されている」
ある何かは言った
「この世界は憎悪とやらで溢れてる」
ある何処かの人は言った
「この世界は哀で満ちている」
あの子は言った
「この世界は壊れてる」
あなたは言った
「この世界は────」
#この世界は
穏やかな薫風が髪を撫でる。
白樺の木の家が良く似合う丘の片隅で眠る。
とても小さな小屋だけど、安心感は何よりも大きいこの小屋で、心休まる安らぎの時間を過ごす。
嗚呼、ずっとこのままがいいのになぁ。
子供たちの燥ぐ声と大人の抑止の声が薄らと聞こえるので、どれだけ燥いでいるかが良く分かる。
元気なら良いのだ。きっと。
もう少しでお昼になる。
ご飯つくらなくちゃいけないなぁ。
#ずっとこのまま
街と言っても、最近は過疎化が進んできて、昔の田舎な風貌が蘇ってきた商店街を歩けば、未だに残る猛暑の余韻が自分を包む。8月の終わりはもう直ぐで、近々祭りや花火大会があるようだ。街の掲示板にはそのポスターが数多く貼られていて、子供たちが燥いでいるのをよく目にする。
今日、外出した理由は一つで、私の大好きなお店の
『陽町店』の商品の替わる日でもあり、セールがある日だからだ。陽町店は、主に雑貨などを販売しており、その他にも週替わりで、様々な種類の駄菓子や、果物、野菜も登場するこの商店街一番の老舗の人気店だ。少し坂になった道を歩く。8月と言えど真夏なのには変わりなく、直ぐに汗をかいてしまうため、中々に大変だ。それでも、頑張るのだ。
すると、ふと何かの香りがした。ああ、柚か。どうりで爽やかな匂いなのか。そんな納得をする。柚の香りは不思議な程に私の心を落ち着かせた。何かの魔法みたいに。近くを見渡すと高幌さんの家の庭に柚ができていた。それでもまだ熟してはいないようだった。暫く何かに取り憑かれたように眺めていたが、いけないと思い、又もや歩を進めた。
後々調べてみると、
ゆずの香りにはリフレッシュ効果や、集中力向上、リラックス効果などがあるらしい。どうりで謎のやる気が出た訳か。いや、それだけではないのかも。
もっと何か、不思議な力があるのかもしれない。
#ゆずの香り