その瞳のきらめきが
その声のきらめきが
指先から放たれるきらめきが
いちいち美しくて
その心のきらめきが
はじける明るさと優しさが
その微笑みがきらめいて
そんなアイツを守りたいと
俺すらきらめくような気がして
その笑顔が
その指が
その髪が
いちいちきらめいて
俺の心を踊らせる。
月明かりよりも
太陽よりも
星よりも
アイツがきらめく気さえする。
眩しくは無いのに
直視できない
儚さすらあって
触れることすら
ままならなくて
夢のようだと思った。
「きらめき」
些細なことでも
あなたの良いところを見つけて
心があったかくなる。
いつもありがとう…。
って恥ずかしくて
しりすぼみになってしまうけど。
些細なことでも
俺のこと見てくれて
心があったかくなる。
大好き…です…。
って恥ずかしくて
しりすぼみになってしまうけど。
「些細なことでも」
君の瞳を覗き込む。
茶色なのに
どこか火のようで
私の心をあたためた。
消えることのない火が
心を燃やしていく。
灰になって
散ってしまいそう。
でも、君のその
茶色なのに
どこか火のような瞳が
私の心をあたたかく支えてくれる気がする。
「心の灯火」
好きです。 付き合ってください。
そう伝えたLINE。
ぽこん。ぽこん。
二連続で鳴ったLINE。
携帯に飛びついたけど
開ける勇気のないLINE。
気になるけれど
開ける勇気の出ないLINE。
震える手で
スマホをタップ。
ぎゅっと閉じた目に
遮られる彼の返事。
「____________」
「開けないLINE」
不完全な僕じゃ
完全な君を守れない。
僕が
僕が良いけど
僕じゃダメなんだ。
好きな人の為に
好きな人から離れていかなくちゃいけない。
気持ちはいつも君のそばにあるのに
“ 完全 ” と“ 不完全 ”
って壁が僕を君から遠ざける。
そんな壁壊してやる
なんて不完全な僕じゃ言えない。
完全 と 不完全
を言い訳にする僕はやっぱり不完全だ。
「不完全な僕」