その瞳のきらめきが
その声のきらめきが
指先から放たれるきらめきが
いちいち美しくて
その心のきらめきが
はじける明るさと優しさが
その微笑みがきらめいて
そんなアイツを守りたいと
俺すらきらめくような気がして
その笑顔が
その指が
その髪が
いちいちきらめいて
俺の心を踊らせる。
月明かりよりも
太陽よりも
星よりも
アイツがきらめく気さえする。
眩しくは無いのに
直視できない
儚さすらあって
触れることすら
ままならなくて
夢のようだと思った。
「きらめき」
9/4/2022, 12:01:24 PM