菜な子

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8/29/2022, 1:57:02 PM

言葉はいらない
だから
行動で示してよ

ただ
幸せに暮らしていたいだけなのに。
なんでそうなっちゃうの…。







「言葉はいらない、ただ・・・」

8/28/2022, 1:35:25 PM

ずっとずっと
会いたかった君が
呼び鈴を押してくれた。

ずっとずっと
待ってた。
何も出来ない自分が悔しかった。

そんな自分のところへ
私たちの家へ
帰ってきてくれた。

なのに君の姿が見えない。
帰ってきたんだから
姿くらい見せなさいって
呟いてやったけど

ここに居るんでしょって
手を伸ばしたけど
そこにあるのは
冷たい空気だけだった。







「突然の君の訪問」

8/27/2022, 1:27:02 PM

ぴちょん
ぴちょん

葉の先を伝って
雫が現れ、
落ちて
現れ、
落ちて。

葉の先を伝って
落ちてきた雫が
ぼってり
かっぱを着た私の頭に着地する。

冷めた体が冷めていく。
冷めた体が冷めていく。

湿った木。
ぼってり落ちて、
何事も無かったかのように
私に馴染んで消えてゆく雫。
無数の白い線。

黒い空をうつしだした水溜まりに
飛び込んでゆく水。

私は
雨に佇んでいる。






「雨に佇む」

8/27/2022, 12:34:31 AM

向かい合わせに座っても
もう笑い合ってご飯を食べることは無い。
向かい合わせに座ることが
もう幸せでもなんでもない。
寧ろ嫌悪感すら湧いてくる。
今すぐに席を立ちたい。
立ちたいけど聞かなければいけない事がある。

「何で、こんなことしたんだよ…。」







「向かい合わせ」

8/24/2022, 1:42:31 PM

分かってたよ。
彼が好きなのは
私の親友だってことくらい。

ずっとあなたのこと、見てたもの。
私の視線の先の彼は、
私の親友に視線を向けている。

そして親友もきっと、
彼のことが好き。
ずっと2人のこと、見てたもの。

私の視線の先には
もう未来が確定しているかのような
幸せな2人がいる。

だけど自分の気持ちに正直にいたくて。
だから、告白した。
堂々と告白して
堂々とフラれてやったよ!

なのに
なのに
なんでだろう
涙が止まんないよ。



「やるせない気持ち」

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