二面性

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10/7/2025, 10:31:32 AM

小説を書いた。

限りなくエッセイに近いもの。

好評だったそれは、

きっとみんなからしたら想像できないだろう。

フィクションがノンフィクションになる瞬間。

いつか黙って埋められていくくせに。

1万年1億年先の世界でさえ消えることは無い。

退屈が満ちた世界は本物だろうか。

管理者。

肩書きはなんでもいい。

生とは何なのだろう。

[静寂の中心で]

10/4/2025, 10:25:15 AM

空中に投げてみた。

誰かが僕を見てくれるかもって。

怒られちゃうかな。

投げるのはダメだったかな。

でも僕がやればなんでもダメになっちゃうから。

結局正しいかなんて分からない。

何も分からないんだ。

少し疲れただけだから。

ちょっとだけ。

ほんの一瞬だけ。

[今日だけ許して]

10/3/2025, 12:13:53 PM

昔から不器用だった。

自分の内を深い深い精神の奥底に追いやった。

多くの人が僕を暴いていく。

そして一つの作品を命を懸けて作り上げる。

でも僕はそれを望んだわけじゃない。

フェルメールもゴッホもレオナルドも。

道具として扱う以外の使い道を彼らは知らない。

僕も僕自身をどうされたいかなんて分かるわけない。

でもいつかって望んでる。

沢山笑おう。

沢山幸せになろう。

僕の声は届かないけれど。

[誰か]

9/29/2025, 12:55:36 PM

短いようで長い音が鳴った。

まるでそれは色褪せない絵画のように。

黒く、そして白く。

二極化した色は混ざり合わない。

色のある僕と色のない君。

僕は君を目に焼き付けた。

君は僕を歌って奏でた。

君はきっといつまでも変わらずに、

僕はずっと有限的に記録を残す。

[モノクロ]

9/28/2025, 8:38:00 PM

僕はいつだって誰かの中心にいた。

依存に近い愛情を注がれてきた。

僕はそれがどうしても理解できなかった。

なぜ?

僕は全く違う生き物なのに。

僕が生まれたのはここじゃない。

未来の遠い星に生まれてきた。

僕の見た目は異質だからこの星に送られてきた。

記憶もないくらい昔のことだ。

でも見た目はやっぱりここでも違うらしい。

何度も好かれた。

何度も“堕ちてやった”。

その度に捨てられた。

否、死んでしまった。

彼らや彼女らはとても脆く弱かった。

僕が心から愛している人もいつかは死んでしまう。

その時にはとびきり綺麗な花をあげよう。

それでも僕は愛する人と生きてみたかった。

でもまあ、僕にも___

[永遠なんて、ないけれど]

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