二面性

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9/24/2025, 8:10:38 PM

橙と紺が混ざる。

秋の早朝午前5時。

雲ひとつない空にグラデーションが撒かれる。

まるで絵の具をこぼしたような色。

いつか空になれたなら。

手を伸ばして呟いた。

地球に生きる自分。

宇宙という名の限りない空。

現象として干渉しない。

一つの意思として生きられたら。

存在さえ曖昧な時間では止める事は出来ない。

[時計の針が重なって]

9/23/2025, 8:32:48 PM

輝く惑星が全て自ら発光しているとは限らない。

発光の源、宇宙の白。

君に触れると君では無くなってしまうから。

それでも君に触れてみたい。

ずっとずっと時間は進み崩壊も近づく。

そんな中、君の横顔だけは何時見ても綺麗だった。

君は君を醜いと泣くけれど。

それが君ってもんで、

好きな奴もいるわけで。

いつか君が燃え尽きたとしても、

僕はその灰すら愛してみたいんだ。

君の思うような温かさじゃないけれど。

もしも“中心”でまた出会えたら。

君の一瞬を僕にさせて欲しい。

[僕と一緒に]

9/23/2025, 6:47:10 AM

今日はいい日だった。

傘も日焼け止めも意味がなかった。

曇天の下で限界超えるまで運動した。

陽の光に照らされてない君たち。

言葉一つ一つが弾けて胸が傷んだ。

今日はとてもいい日だ。

みんなを置いていく準備は出来ている。

それじゃ、明日は晴れるといいね。

[cloudy]

5/10/2025, 11:19:52 AM

蠢く大地。

全ての生みの親の星。

重厚 繊細 遥か先。

鈴を転がす海ひとつ。

雨の予感を大陸へ。

湿気 高温 森の唄。

鍵をひとつ開け飛び出した。

鳥が飛び花が咲く。

酸素が充満 負のイオン。

木霊するその奥へ。

知能の限界のその先へ。

[静かなる森へ]

5/9/2025, 11:30:19 AM

絵を描くのが好きだった。

得意という訳ではなかった。

下手の横好きというやつで。

あなたの夢はなんですか。

常に聞かれる質問。

分からないで済ませていた。

だって上手くないから。

周りを見るとみんな上手で。

まあそういう事なんだなって。

絵しか出来ない自分。

絵すら描けない自分。

そんな自分は何をすればいいの?

[夢を描け]

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