二面性

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橙と紺が混ざる。

秋の早朝午前5時。

雲ひとつない空にグラデーションが撒かれる。

まるで絵の具をこぼしたような色。

いつか空になれたなら。

手を伸ばして呟いた。

地球に生きる自分。

宇宙という名の限りない空。

現象として干渉しない。

一つの意思として生きられたら。

存在さえ曖昧な時間では止める事は出来ない。

[時計の針が重なって]

9/24/2025, 8:10:38 PM