⚠テーマと全く関係ないです
「疲れたんだ。
この狭い世界に。」
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子供の頃は、世界はもっとずっと広いと思ってた。
少し成長してわかったんだ。
あぁ、狭い。息苦しい。生きずらい。
この世はそんな世界なんだって。
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高一になった僕は、言われたこと、周りに合わせることしか出来ない空っぽな人間になっていた。
真ん中らへんの窓側の席になった僕は、適当にノートを取りながらほとんど外を見てその日の学校生活を終える
そんな毎日だった。
家に帰っても、親は夜遅くまで共働き。
大抵、家には僕1人。
小中学校でいじめと家庭崩壊を経験した僕にとって、
1人というものは最大限落ち着ける空間だった。
そんな毎日を過ごしていたある日、朝学校へ行くと教室が騒がしかった。
「めんどくさいな…」
誰にも聞こえないくらい小さな声でそう呟く。
そそくさと教室に入ると、隣の席には見覚えのない人物がいた。
整った顔、白い肌、長くツヤのある黒髪。
状況を理解した頃にはもう遅かった。
”転校生”。
ほとんど経験しない一大イベント。
僕の隣の席ということは僕のことが誰かの会話に少なからず出ることは目に見えてわかったのだ。
一気に恐怖が襲う。
またいじめられる、殴られる、噂される、怖い、苦しい、死にたい
そんな負の感情が束になって僕を襲う。
頭が真っ白になって呼吸が早くなる。
落ち着かなきゃ。
頭ではそうわかっていても体は言うことを聞かない。
過呼吸寸前で、誰かが声をかけてきた。
『だッ、、大丈夫ですかっ、!?』
「はッ…ひゅッ…ふーッ…コクッ、コクッ」
回らない頭で必死に頷く。
『~~~ー!!ーー〜!?ー!』
聞こえない。
どうしよう。
次第に僕の意識はプツンと切れた。
ーーーーーー
「…、、」
目を覚ますと、すぐにここがどこだかわかった。
「……保健室…」
小さく呟く。
あぁ、、僕の高校生活終わったかも、、、
なんて考えていると、仕切りのカーテンが開いた。
『あ、、目、覚めてたんだ。調子はどう?』
「…まぁまぁ、、、です…」
『意識はしっかりしてそうでよかった。何があったか覚えてる、?』
「まぁ、、」
『そう、、とりあえず今日は早退ね、親御さんに連絡入れたんだけど、繋がらなかったのよね。大丈夫かしら?』
「大丈夫ですよ、ありがとうございました…。」
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飽きた。なにこれ駄作
悩みって、人それぞれみんなあると思うんだ。
それを1人で抱え込む人もいれば、誰かに相談する人もいる。
僕はどちらかと言えば後者だ。
とても人に言えないようなことは言わないが、大体は話す。
話すと言うよりは、言わされるに近いけど…
親というのは身勝手で、自分が”産んであげた”から自分が子供をいちばん知っていて、子供にいちばん信頼されている
と、勝手に思っている。
でも、それが本当なのはきっとこの世に半数もいないだろう。
だから、僕が泣いていたり、悩んでいる顔を少しでもすると、
「なんで泣いてるの」
「言ってくれなきゃわからないよ」
「言ってごらん?」
などと、ほぼ確実に言わなければいけないという鬼畜イベントが始まる。
ここで話すことを断ると、親は勝手に機嫌が悪くなったり、怒ったり、悲しんだりする。
だからこうなってしまった以上、嘘とついてでも何かは話さなくてはならないのだ。
話したところで親は解決も、子供のメンタルケアすら出来ないくせに。
「親」という、こんな素人に話したところで、カウンセラー相手のように上手く話もできないし、上手く表現すらできない。
もってのほか、「どうしたいの?」なんて聞かれたら何も言えなくなってしまうのだ。
親は子の悩みを聞くにあたって、比較的いい親であれば、子を理解しようとして、必ず『同情』をする。
言い方は悪いが、間違ってはないだろう。
同情なんてされたところで、それこそうつ病などの精神疾患になってしまった子にはなんの効果もないのだ。
少し気分が落ち着いても、結局繰り返す。
だから意味は無い。
親に話せと言うくらいなら精神科や心療内科、メンタルケアクリニック等へ連れていってくれた方が全然いいだろう。
話は変わるが、誰かの親をしている皆さん
これを見て、「同情」 って、なんだと思いましたか?
うんうん。
「理解してあげること」?
「寄り添うこと」?
「分かり合うとこ」?
、
、
、
、
ふーん。
それは、表向きの印象ではありませんか?
もっと詳しく言えば、
「周りから見た印象」
ではありませんか?
そりゃ、親が子供に同情している所を周りが見たら、「良い親だな」「良い親子関係だな」
と、思うに決まっていますよね。
対して、同情を受けてる側はどう思っているでしょうか?
僕の場合、こんなことを思います。
「僕の気持ちなんて分からないくせに」
「知ったようなこと言わないで」
「気持ち悪い」
「結局偽善者なんでしょ」
、
、
、
、
、
まぁ、これは僕の意見にすぎません。
みんながみんな、こんなひねくれた子供ではありません。
でもまぁ、
こんな子も少なからずいることを
大人はわかってあげるべきなのではないでしょうか。
「今日」
それは、毎日来るもの。
言わば ”人生” ということになる。
僕は、そんな ”今日” に、別れを告げにわざわざ休日に学校の屋上へ足を運んだのだ。
〖……〗
ここに来たのは初めてでは無い。
何度も何度も、この ”目的” を叶えようとここへ来たが、
恐怖や周りの人間が邪魔をして何度も失敗に終わった。
けど今日は違う
僕はもう疲れたんだ。
ガシャン…スタッ
安全対策にはあまりにも低すぎるフェンスを越えて、
少し、下を見てみた。
〖…ははっ…笑〗
不思議と恐怖心はなく、乾いた笑い声が響く。
〖…やっと終わる。〗
”今日にさよなら。”
バレンタイン。
1年に1度、多くのリア充が結成する日。
それと同時に、失恋し悲しむ人も多いこの日。
私は重大な選択肢の前にいた。
「チョコ…渡せるかな…」
このご時世、あまり手作りは良くない。
でも、好きな人にあげるとなると、やっぱり自分で作りたくて、初めてお菓子を作った。
〖好きです。〗
そんな手紙も添えて。
置く場所は定番の下駄箱とか、、?
引き出しの方がいいかな。
どんな反応されるだろう。
楽しみのドキドキと、不安のドキドキが同時に来る。
訳の分からない感情のまま、家を出た。
「行ってきます、!」
誰もがみんな、何かしら、心に闇を持っている。
それは、人それぞれ。
全くおんなじな人なんてそうそういないほど、この世は悩むことがとても多い。
学校、、、
会社、、、
家族、、、
兄弟、、、
友達、、、
恋人、、、
推し、、、
自分、、、
病気、、、
障害、、、
同性愛、、、
人間関係、、、
皆さんは、どんな闇を抱えていますか?
もしよろしければですが、ここで1度、
整理してみてはいかがでしょう?
まず、悩んでいることを大雑把に書き出します。
例は、上記に書いてあるものですね。
次に、細かい内容を箇条書きで書き出していきます。
例えば、私は人間関係で悩んでいたとしましょう。
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人間関係。
・話すのが苦手
・目線が苦手
・○○さんが苦手
・上手くいかない。
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などですね。
かけましたか?
ゆっくりで大丈夫ですよ。
次に、その悩みについて自分がどう感じたか、どんな感情を持っているかを書き出していきます。
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・悲しい
・難しい
・辛い
・苦しい
・×にたい
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などですね。
人によっては、「ちょっと楽しみ」や、「頑張ってみよう」なんて、前向きな人もいるかもしれません。
次に、難しいかもしれませんが、自分が思いつく限りの解決方法を書き出していきましょう。
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・ぬいぐるみを使って話す練習をしてみる
・親や兄弟と積極的に話してみる
・仲のいい人に手伝ってもらう
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など。
どうですか?
いくつかかけましたか?
書けなかった人は、飛ばしてもらって結構です。
誰も、書けなかったあなたを責めたりはしませんし、書けなかったことは悪いことではありません。
安心してくださいね。
次移りましょう。
次は、悩みが解決したあとのことを考えてみましょう。
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・みんなと話せて楽しく過ごせる
・気になるあの子と仲良くなれる
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などですかね。
これを気がついた時書いてみるのを続けてみてください。
ちょっとした自分の気持ちの変化にきづけるかもしれません。
お手数お掛けしましたが、ここら辺でおいとまさせていただきます。
それではまたお会いしましょう。