理想:考え得る最高の状態。
理想の旦那様、とか理想のパートナー、とか色々あるけれど·····
「理想のあなたになってくれる?」
「·····どういうこと?」
「あなたは優しくて仕事も真面目に勤めてて、結婚して良かったって思ってるけど·····」
「何か不満でもある?」
「あの漫画は嫌い」
「――へ?」
「あのアイドルも私は歌が上手いなんて思えない」
「いや、俺が好きで聴いてるんだからいいだろ」
「あなたがあんなのを聴いてるのが許せない」
「あんなのって·····、お前に聴けとか言ってないだろ」
「私の理想のあなたはあんなの聴かないの」
「おい·····」
「理想のあなたは下品な漫画なんか読まないし、あんな下手なアイドルの歌なんか聴かない」
「おい·····っ、なに持ってんだよ·····」
「私の理想のあなたになって欲しいの」
――私のために。
「お前、おかしいよ」
「私の理想のあなたはそんな事言わないのよ」
振り上げた包丁の刃先が天井の光に反射して·····。
END
「理想のあなた」
〝恋愛小説〟とか〝恋物語〟とか銘打たれたものより、そうでないものの中で描かれる恋愛描写の方が好きなんだけどなぁ。
狂おしい程の恋情で人を殺めてしまった殺人犯とか、極限状態の中で育む感情とか、淡々とした日常の中でふとした拍子に生まれる小さな愛とか恋とか。
恋をする為に他の何かをする、より他の何かをしていたらいつの間にか恋が生まれていた、の方が私は何となく自然な気がする。
まぁあくまで私個人の感情ですが。
END
「恋物語」
今日のお昼、パスタだけにしとけば良かったかな·····。おにぎりも追加したらお腹いっぱいになっちゃった。
こういう後悔ならほぼ毎日です(笑)。
END
「後悔」
一年後、私は何に夢中になってるかなぁ。
国民的アニメは多分原作が完結するまで付き合うだろうし、一つだけやってるゲームもサービス終了まで見届けるだろう(課金してるし)。
デビューから追いかけてる推しはもうハマるハマらないという話では無いし(笑)。
大好きな作家はもう駄作でも読むと決めている。
一年後、私は何に夢中になっているだろう。
END
「一年後」
子供のままでいられることが幸福とは限らない。
END
「子供のままで」