みけねこ

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8/29/2023, 10:31:18 AM

言葉はいらない、ただ・・・
「何も聞かないで、こうしていさせて」
言葉はいらない、ただ・・・あなたの温もりの中にいたい。私の心の寒さが和らぐまで。

とある日のあなたと私の距離の話。

8/28/2023, 1:10:38 PM

突然の君の訪問。
毎日、夜の8時になると、闇に隠れるようにして黒猫が僕の部屋にやって来る。遅く帰ってきた僕の夕飯のおこぼれをもらいにくるのだ。
ところが、どういう訳か、夜中の12時に突然の訪問があった。猫らしく、目だけが光っていて、怖かった。
部屋の電気を明るくして、訪問の理由がやっと分かった。口に黒の子猫を咥えている。かなり弱っていたがまだ生きていて、どうにかしてくれるだろう僕の元へ連れてきたのだ。

後日、子猫はすぐに病院に連れて行き、元気になるまで世話をした。その間ずっと側にいた黒猫は子猫と一緒に僕の家族になって、今では夜の8時、遅めの家族団欒が普通になった。

8/27/2023, 12:33:06 PM

雨に佇む
雨音が昇降口に響く。夕立ちだ。委員会が無ければ降られる前に帰れたのに。
「折り畳み傘、あったかな」
屋根の下、カバンをごそごそしていると、校門に見慣れた人影があることに気づいた。
雨の中佇む、ずぶ濡れの彼。いつか見たような光景。
私はやっと見つけた折り畳み傘を差して、彼の元に急ぐ。小さめの傘の中、二人、向かい合った。
ー・・・遅かったな。
ー待っててくれたの?こんなにずぶ濡れになって?
少し間を空けて、聞く。
「・・・信じて待っててくれたの?」
「俺が信じて、待っていたかったから待っていただけだ。お前は、信じたい人間だから」
また少し間を空けて、吹き出した。
ーおい!なんで笑うんだよ!
ーふふっ・・・ごめんなさい。帰ろう。
あんなに人を信じられず、不器用だった人がこんなふうに変わるなんて。なんて素敵な変化だろう。
もうすぐ止みそうな雨の中、相合傘が一つ。

前回の澄んだ瞳・だから、一人でいたい。の続編です。
三部作になりました。(みけねこ)

8/26/2023, 2:21:18 PM

私の日記帳
作者のみけねこです。今回のテーマは 私の日記帳 ということで、私の日記帳について話そうと思います。

日記つけません!←おい!もうこのテーマ終わったじゃん!
いや、つけたことはあるんです。中学生のときに先生と連絡を取り合う用の冊子に今日の一言って欄があって、
なんとか今日あった出来事を書いているうちに
ー日記、めんど〜・・・。
となり、以来やってないです。
でも、私的にはこの書く習慣は日記みたいだと思っています。テーマに沿って、創作キャラを生み出して書いていますが、日によって明るい話、暗い話、長文、短文。
いろいろ書けるし、自分のことでもいい。ちょっと創作が入った日記だと思ったのです。
これが日記と言えるか分かりませんが、以上私の日記帳の解釈でした。

今回、2回目となる自分のことを書きました。今後もちょいちょい自分のことを書けたらいいなと思います。
次のテーマでも、よろしくお願いします。

8/25/2023, 11:25:38 AM

向かい合わせ
一人暮らしを始めるのに、椅子を2つ買ってしまった。
1つの机に2つの椅子。向かい合わせに置く。
一緒に食事したりする人もいないのに。
「いつかそんなことができる人に会えるかな」
家にやってきて、向かい合わせの椅子に座って、おしゃべりするような人が。
ーそれまで、ここには1つの机と2つの椅子と私がいる。

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