優しい陽の明かりと頬杖

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3/13/2024, 12:40:49 AM

もっと知りたい

辿る 景色を 追いかけた 情景を
忘れた 体温を 感じて 眠る
深海を 泳いで 体が 無重力に 支配される
何処かで あなたと 二人で
何度も ここへ 戻って来る 輪廻を 超えて

もっと 知りたい 砕けた 言葉より
深層の 中で 見つけた
愛の 在り処を 求めて
君は 遠い 世界から 
まどろみの 中で 忘れた 体温の 歌を 刻む

もっと 深い 闇へと
もっと 深い 空へと
もっと 深い 海へと
もっと 深い 愛へと

もっと 知りたい 月影に 新しい 命を 灯す
もっと 知りたい あなたの 心臓が どこに あるかを

誰かの 何度も 音を 変えて
意識の 向こうへ 今は 深層に 絡みつく
答えを 求めた 深い 森が 何処に?
何度も 凝らした 月が 微笑む

何度も 何度も 神経の 奥へと
遠い 昔へ これから 先へと 貴方は どこへ?
影は 伸びて 月は 深層の 海へと
やがては 帰る 森の 中へと あなたを 呼んだ
その声は どこを 辿る?

3/11/2024, 3:25:19 PM

平穏な日常

あれは 平穏な 日常を 切り裂いた
真夏の 霹靂 のような 衝動さ
目覚めた 朝に 突然の 追憶が 走り出す
君の 瞳に 僕の 心は 染まってく

心の奥の方 扉の向こう 鍵がかかっていた 毎日を  
朝の 目覚めが 急に 鮮度を 変える
霹靂が 音を立てて 
稲妻に 打たれた 衝動 
あれは きっと おとなになって 忘れ かけていた
夏草の 少年の 頃の ような 
雨雲の 向こうに 差し込んだ 太陽
雲の 割れまを 突き抜けていく 光が 指して
 
蒼い 空に 浮かんだ 月が 水面に 写ってる
風が 少しだけ 吹いて 表面を 揺らしてる
鳥は 横切る 雲を 珍しそうに 謡う
突然に 雨が 降り出し そうな 世の中でも
この朝が 雑踏の 向こうから
毎日を 知らせる
君は 色を 変えた ガラスの 向こうの 虹の ように

息を 呑んで 深く 霧の 向こうでも 
透明の 音色を 奏でて
流星の ような スピードで
変わってく 毎日を 
君の 言葉が この世界を 限りなく
色を 付けた 色彩を つけてく

何度目かで 僕は
そのニュースの 意味を 知った
神様が いったことでさえ
心を 染めるのに 時間が かかる
それでも 君の 言葉は
僕の 知らない 世界を 言葉で 埋める
ピースが 見つかった 解けない 鍵の パズルを
僕は 君となら その断片を
見つけることが できるだろ

平穏な日常
君となら もっと わかるだろ
平穏な日常
君となら もっと
変わるだろ

3/10/2024, 3:01:44 PM

愛と平和

あなたを 待つ 風は凪ぎ
降り止む 雨は つんざく 音を立て
それでも 君を 包んだ 愛は 今でも 
胸の 中 染み込んだ 闇色を 背負って
それでも 夜の 中 見つけた 光は 何色?

ビイドロに 写った 世界の 果てて
貴方は 何を 見たのだろう?
吸い込んで 消えて行った 煙みたいに 
立ち上っては 歪む きりのように 
向こう側 見えなくて 
先が 見えない 森の中に 怯えて

それでも 愛や 平和が この世を 救うならば
偽善や 詭弁や 毅然よりも
優しく 包む 雨降りの 街明から
仄かに 見える 光 目指して

僕らの 体温が 薄れて 行く前に
僕らの 情熱が 霞んで 行く前に

あなたを 探して 歩いた 道は まだ 途中
手のひら 伝わる 熱く 燃える かけらが
まだ 残るから
どんなとき 燃え上がる
どんなとき 燃え尽きる
まだ 旅の 途中

3/9/2024, 10:49:25 AM

過ぎ去った日々

あれからの 僕は
あなたを 探して
朝の 光に 記憶が 少し 遠のく
仄かな 静けさの 中で

あなたが いたときの やさしい 音色だって
どれくらいの 時が 忘れる ように 言うだろ

あれからの 時間
君が 笑って いたときの 夕焼け さえも
忘れて 生きる ことが できなくて

何度も 何度だって
これからの 痛み すべてが
過ぎ去った日々 君の 声が どこかで
鳴り響く 気がした

君が いなく なって
平凡な 毎日が たからものだと 気付いた
君が 残す 追憶 すべてが
これからも おもいだすかな?

あなたを 探して
冷たい 朝が ここに いない 君を 思い 出すから
何度だって 君が そばに いたとき
君の 言葉 思い 出すから

春風が 吹く頃
やさしい 午後の ひだまり
君の 笑う 声が
君が 見つけた あの花が もう一度
咲く頃 思い 出すかな?

3/9/2024, 5:06:58 AM

お金より大事なもの

時を待って 砂を蹴って
塞いだ 心で 洗って
長い 時が 経って
羽は ちゃんと 広がって

銀河の 砂が 眩しい
目に入る 光景が 朝焼けを 思い出させる
長い 迷路の 中 だけど
ちゃんと 記憶は 繋がって

大空を 飛ぶ 方向は あっている だろうか?
風は 背中に 乗れるほど 
揚力を ました 順風が 吹いて いるか?

お金より大事なもの
待ち続ける 夜明けを 超えて

朝が 何度も 繰り返す
知らせの チャイムが ポケットの中 きらりと 光る

あの街は まだ 残って いるかな?
通りにあった カフェの コーヒーの 匂いが
今でも 心に 湧いて

銀河の 果に 心が 揺らいで
あの街の 明かりを 探して
長い 時を 待って
砂を 蹴って 其処へ 飛ぶから 跳ぶから
羽を 広げて 其処へ 行くから

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