平穏な日常
あれは 平穏な 日常を 切り裂いた
真夏の 霹靂 のような 衝動さ
目覚めた 朝に 突然の 追憶が 走り出す
君の 瞳に 僕の 心は 染まってく
心の奥の方 扉の向こう 鍵がかかっていた 毎日を
朝の 目覚めが 急に 鮮度を 変える
霹靂が 音を立てて
稲妻に 打たれた 衝動
あれは きっと おとなになって 忘れ かけていた
夏草の 少年の 頃の ような
雨雲の 向こうに 差し込んだ 太陽
雲の 割れまを 突き抜けていく 光が 指して
蒼い 空に 浮かんだ 月が 水面に 写ってる
風が 少しだけ 吹いて 表面を 揺らしてる
鳥は 横切る 雲を 珍しそうに 謡う
突然に 雨が 降り出し そうな 世の中でも
この朝が 雑踏の 向こうから
毎日を 知らせる
君は 色を 変えた ガラスの 向こうの 虹の ように
息を 呑んで 深く 霧の 向こうでも
透明の 音色を 奏でて
流星の ような スピードで
変わってく 毎日を
君の 言葉が この世界を 限りなく
色を 付けた 色彩を つけてく
何度目かで 僕は
そのニュースの 意味を 知った
神様が いったことでさえ
心を 染めるのに 時間が かかる
それでも 君の 言葉は
僕の 知らない 世界を 言葉で 埋める
ピースが 見つかった 解けない 鍵の パズルを
僕は 君となら その断片を
見つけることが できるだろ
平穏な日常
君となら もっと わかるだろ
平穏な日常
君となら もっと
変わるだろ
3/11/2024, 3:25:19 PM