優しい陽の明かりと頬杖

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3/1/2024, 11:00:25 AM

欲望

今は 小さく 産声を 上げた 星たちが
やがて 君の 前に 蒼空の 渦を巻く

例えば 凍える 真冬の 空でさえ
希望を 託して 願いを かける 星がある

幾千の 思いが 駆け抜けて 散っていく ときも
儚い 欲望の 輪廻を 断ち切り ながら

now little pray for shooting stars
この世界が 非情だと 知っても
夢が 崩れて また そこから 生まれた 願いが
誰かの 祈りを 捧げる 星と なるから

たとえ 今は 朝の 光が 
忘れて しまい そうな 毎日を 照らしても
その体に 流れる 体温で 奏でる 音色が 
心臓を 駆け上がる あのときの ビートで

bad day laid this world
but now little pray shooting stars

もう一度 空が 開ける 
喪失から 目覚める 朝の 光に 
眠れる 頃に 感じた
幻の ような 日差しを 浴びるまで

やがて 訪れる 君の 願いを 頼りに
流れる 星は あなたを 目指して 
黄金の 十字を 切るから

たとえ 今は 小さく 
か細い 声の 中で つぶやく
儚い 祈りだと 知っていても 
何度も 君の 闇に 音を 立てて 切り裂いた
あの祈りを 忘れないで

bad memory still this song sing for shooting stars
this time nessessary understand
someone pray next stars once and once again
for blue sky eyes aweak in the dark

鮮明に 蘇る 祈りが 
眠る 本能の 中で 鼓動を
再び 鳴らすから

2/29/2024, 10:25:30 AM

列車に乗って

君は どこかで 神秘の 星をまとった
流れ星の 神話を 独り占めする 女神のようだ
星の 息吹を 集めて 銀河の 物語を 謡う
ゆっくりと 渦巻く 時間に 合わせて
流星のレールを 走る 列車がやってくる

寂しい 夜も 忘れて ペテルギウスの物語
寒さに 凍えた 夜でも 君の 声が 遠くで
聞こえてくるから 今夜も 君に ささやき かける

列車に乗って 君が 夜空に
時間を 忘れる ほどに 夢中になった 
君を 忘れる ことは できないよ
数々の 星の 物語 描ききれない 星座になる
この世の 果てにある 銀河が
いつか 押し寄せてきても
君と 描いた 星の 波の数だけ
君の 上に 光 輝く 味方がいるから

2/28/2024, 4:56:18 PM

遠くの街へ

忘れないで 書き留めた メモに
見慣れぬ 街の アドレス
電車の 向こうの アジアの街角
やっと であった きれいな 女の子さ 君は
神話の中 出てくるみたいだ
いたずらそうに 口ずさむ メロディ
この街では 昔に 流行った 歌だね
白いドレスに 跳ねないように しながら
グラスを置いて ピアノを ひくから

星の 瞬く 夜は こんなに
輝く 宝石が 降ってくる みたいだ
流れる星たちが 君の 部屋の窓辺に
落ちてくる みたいだ
君の 優しさを 探しに来たよ 遠くの街へ

何度目かの デートで 買った 
子どもの 頃の ような 童話の 本に 書かれた
主人公の 名前は 確か アナスタシア

何処か 違う 時間に であった みたいだ
長い 迷路の ような 世界を 抜けて
走り出す 列車に 君が 笑うから
君と 何度も 物語の 中を 駆け抜けた 気がするよ
何度も リンクして 出会った 気がする アナスタシア

異国の 街に 風が 吹くから
何度も 夢の中 彷徨う みたいに
君を 何度も 呼ぶから
その時は その細い 腕で 指先に
星たちを 呼びながら 歌うね 遠くの街へ
君が 好きな 歌を アナスタシア

2/27/2024, 11:09:57 AM

現実逃避

あなたのかげのびて 叢雲の 月日は過ぎて
どこを探したのだろうか?
あんなに 輝いた 日々が 嘘のように
今は 空気のように 舞ってくだけ
少し 乾いた 風のせいだ

あぁ 月影のような ネオンが 
グラムほどの 存在感 漂わせるけど
それでも 夜明けまではと 張り詰めた
空気の糸を たどって
愛が ほしかっただけなら
ちゃんと してれば良かった
君を 困らせるほどの ピンの跡
現実逃避の メリーゴーランド

廻る 影を 掻き回す スクリュー
天井に 映し出された プロジェクター
悲劇の ヒロインと 喜劇役者が
夜の果てで 泣いてる 
灰になった 蝶の羽ばたき
転生輪廻のストーリー 夜の果て
瞼の裏 砂嵐 午前三時の メランコリー

2/26/2024, 10:58:03 AM

君は今

何度でも 空を見てる
気まぐれな 太陽を 横目にして
あれは 多分 君が 私に
口づけのような 言葉を 教えてくれたから
 
ずっと 深くの 心の奥 
僕が 幼い頃に 夢中になったもの
やがては きっと 白く 何者にも 染められていない
大切なものが 光っているから

君は今 何が したいの?
あんなに 君と 話していた 世界は
僕が 見た 空は 今
何色に 輝いているの?

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