優しい陽の明かりと頬杖

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11/4/2023, 12:04:07 PM

哀愁をそそる

エンジンを吹かして
都会の町を 走り抜け
七階の あのマンション エレベーター
これを抜ければ 君の場所
もう少し 君の待つ 愛の部屋

waitress姿の チャイナガール
か細い声が 魅力だね
都会暮らしで IQ高めの
優しいハートが 哀愁をそそるね
きみがいつか僕に ねだった
チャームネックレスが揺れてる
グレープフルーツの香りが 漂う 5LDKの部屋

キミの両手 いっぱいに広がる星を
君の瞳に いっぱいの 花束を抱えて
きみが笑ってくれる たくさんのジョークと
きみがいつか着てくれる チャイナドレスと

あいの言葉は いつかの 思い出を
キミの仕草を独り占め midnight city hole
いけない気持ち 抑えて 何度でも 何度でも
君に囁く そっと 気持ちを そっと 手紙を

青い風 吹き込む 高層マンション
上海の風が やさしく 包み込むから 何度でも
哀愁をそそる キミのこと 何度でも 抱き締める
君に伝えることばは きっと 世界が君を
待っているから ずっと ずっと 遠くの星から

11/3/2023, 8:25:34 PM

鏡の中の自分

喜ぶとき 悲しむとき
世界が違って見える
日差しの暖かい 土曜の午後も
あなたがやさしく見える。

どんな時も 一緒だった。
あなたが三月の 桜を紡ぎ
子供用の 着物を着る ときでも
夏の風を受けて
小麦色の肌を 心配するときも
クリスマスイブも一緒だった。
あなたが買った洋服に
覚えたての メイクをしながら
跳び跳ねた 髪をおさえて
飛び出した冬の季節も

鏡よ 鏡
鏡の中の自分に問いかける
それはきっと 子供の頃
描いたもの全てが

鏡よ 鏡
鏡の中の自分に問いかける
大人へと 変わるときも
あなたのそば居ました。

あなたが
学生最期の卒業の朝も
忙しそうに走りながら
式へ向かうときでも
パパとママが心配そうにずっと
お嬢様ドレスのあなたの
後ろ姿を 見送りました。

あなたが会社で
OLになって
リクルートスーツを
着るようになって
何年目かの誕生日
車に乗った彼氏が
あなたを迎えに来ました。
相手はすこし 律儀で
格好いいハンサムの 彼氏で
スポーツがすこし 得意な
銀行のかたでした。

そして月日は
ウェディング。
六月の大安の日に
あなたは私を 去って
大人へと 上っていきます。
そして両親に挨拶を
花束を抱えて何度も
パパとママは泣いていました。

晴れの日の 風はすこし
あなたのような優しい
日の当たる 午後のような
穏やかな 日々を期待させる
天気のいい昼でした。

あなたのパパと
あなたのママが
そしてあなたがそこでブーケをつけて
私と一緒に もらっていかれました。

鏡よ 鏡
わたしはずっと 今日まで
あなたと一緒だった
鏡の中の自分が 今日は綺麗ですか?

11/2/2023, 10:58:13 AM

眠りにつく前に

呼吸のそこで 今音がしている
この間はじまった メルヘン
急上昇の合図 やっと 見つけた 至福の時を
あなたに会いたかった
心の奥の方から
混み上がってくる想いが
眠りにつく前に 君のおもかげ 考えている
眠りにつく前に 君の部屋に話しかけてみる

探してたんだね こんな 関係を
星が瞬く それが 君との
思い出を繋いだ 愛の言葉を
眠りにつく前に 何度も 何度も 君に
聞いてもらったのよ
またあえるかな?
何度となく読んだ 本にかかれた
あいの言葉は なん行目まで あったのだろう

星が流れて
明日も君に 会えるか何て 考えて
眠りにつく前に 何度も 何度も 君に
明日まで待てない 君に会いたいんです

11/1/2023, 10:17:51 AM

永遠に

もうすぐここにも
白い雪が
真っ白な白銀の世界

きみがうちへ来てから
2か月目の 夜に祝う
クリスマスイブに きみが好きな
チキンとケーキで祝おう

僕の大好きな スピッツのレオ
あいに包まれて その優しさに
包まれた そのか細い声で
ずっと 聞かせておくれ
きみが生まれる
あいに包まれた夜を

何度でも 探してる
この季節になると
君の笑顔が急に 見たくなるから

もう少しで 白い庭に
君の足跡が 小さな奇跡が
永遠に ずっと その明かりのむこう
きっとまた会いたくなって

空が白く染まる頃
きみはまたここへ奇跡を降らせる

聖者の吐息で 曇った空に
そりを響かせて
鈴をならして
きみがまた ここへ
もう一度 君のおもかげ
何度目の 雪の季節に
君を探して
何度でも 白いキャンバスに
真っ白に染まった 君のおもかげ 思い出すから

10/31/2023, 10:21:36 AM

理想郷

じっとしているだけじゃ
なにも始まらないから
キミと遠くで なにかが 絡み合っていく
この思いのさきに きっと君の見てた夢が

何でだろ ?
予感さえ わからずに キミと話した
まだ見たこともない 理想郷がどこにあるか何て
飛び立つ羽も どこにあるのか わからなくなってた
君の両手に 広がっていく世界
また会えると思って 通りすぎてた
もう一度 どこかで会えるか何て
約束もないまま 背を向けただけだった

今あなたに 全ての言葉を
足りないくらい 思い出は たくさんある
今届いた 幼い頃のように 駆け巡る想いが
きっときっと離れないでと ビート打つから

未来さえ まだ見えないけれど
いつかはページが増えてく
キミとすれ違った 予感の数だけ
君の面影増えてく
君の背中に 光る流星みたいに
綺羅星たちが 集まる 君の予感に

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